カネコ総業株式会社

理想の握りやすさを追求して65年
「食」と「農」を繋ぐ木工加工技術
従来の農具は機能性が重視され、女性が使うには、重かったり、持ち手が太かったりと扱いにくいものが多かった。もっと軽かったら、もっと握りやすかったら……。そんな女性の声を受け、農林水産省が推奨する「農業女子プロジェクト」に参画。全国の女性就農者のアンケートを参考にして開発されたのが「Lacuno」シリーズだ。鎌や鍬の持ち手となる柄には、ウェイビーグリップという凹凸をつけて持ちやすさと軽さを追求し、手が小さく力の弱い方でも、握りやすく楽に作業ができるようにした。鎌の刃部は医療用の最高級ステンレス材を用いて鋭い切れ味に。鍬は土が付着しにくい形状にするなど、女性が使いやすいと感じる機能が満載。ピンク色は、作業中に置き忘れても見つけやすくするためである。「Lacuno」シリーズは、女性のみならず男性にも使いやすい一級品だ。
1956年に金物の町三条で、鎌や鍬など農具類の「柄」を製造する木工所として創業した〈カネコ総業〉。現在は、木工品の製造を中心に、農具や工具類、園芸用品を扱う総合メーカーとなり、「Lacuno」の製造販売元でもある。
また、創業当時からの商品製造と技術を守りつつ、新しいモノづくりにも挑戦している同社。木製のトングは、熟練した技術を持つ木工職人が、一本ずつ手作業で製造する新しい発想のキッチンツール。ブランド名を「YORI‐SO」とした4つの商品、お箸トング・卓上トング・取り分けトング・盛り付けトングを展開している。その特徴は、磁石を使用することで生まれる掴みやすさだ。掴んだものが滑りにくく、特に、盛り付けトングは箸のように先端が細いので、繊細な盛り付け作業を行う星付きのレストランや老舗旅館などでも使われている。海外でもその使いやすさから高い評価を得ている。
さまざまなニーズに応えながら、使いやすさを+αした製品づくりを行う〈カネコ総業〉。どの製品も一度使っていただければ、その使いやすさにきっと手放せなくなることだろう。





店舗情報
カネコ総業株式会社
住所 | 新潟県三条市大面65 |
電話番号 | 0120-303-184 0256-45-2249(代表) 0256-47-0024(YORI-SO事業部) |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 土曜日、日曜日、祝日 |
ホームページ | https://kaneko-sougyo.com |