日本橋錦豊琳

「きんぴらごぼうかりんとう」 乾燥させたごぼうを生地に練りこみ、ピリ辛を利かせた、きんぴらごぼう風味のかりんとう どの製品も原料にこだわり、菓子専門商社としての豊富な経験と高度な技術を活かした逸品だ 女性にも食べやすい小ぶりで上品な大きさにも配慮されている
江戸の伝統を受け継ぐかりんとうを
現代風にアレンジした逸品
ご紹介する<日本橋錦豊琳>が本店を構える東京日本橋は、全ての道路の起点として、様々な人や物の集まる商業の中心地であり、一大文化拠点として大いに栄え、今もなお江戸情緒を色濃く残すエリアだ。
この<日本橋錦豊琳>の母体となるのは、日本橋を創業地とする明治28年創業の菓子専門商社「丸井スズキ」。取り扱い品目は6000を超え、菓子の宿す手造りの温もり、北は北海道から南は沖縄までご当地ならではの特色を大切にし、製造メーカーとの共同開発品等を手掛けてきた老舗である。
平成19年、自社オリジナル製品であるかりんとうを扱う専門店として日本橋錦豊琳を東京駅内商業施設「グランスタ」に出店したところ、大変な注目を集め瞬く間に超人気店へ。同店のかりんとうは、今や東京土産としても全国にその名を知られる定番となっている。
グランスタ店はかりんとうを主に。小伝馬町に暖簾を構える本店やその他の店舗では米菓や焼き菓子も扱っているが、かりんとうに使う小麦粉は全て国内産、おかきに使う米ももちろん厳選の国内産。“伝統×革新”をコンセプトに昔ながらの菓子を現代風にアレンジしていくことも同店ならではの持ち味で、野菜をかりんとうにしたものや、ちょこがけ、和風だし味、ねぎ塩味、焼きもろこし等を始めとした月替わりの限定商品等、あっと驚くような新感覚のかりんとうが続々と誕生し、人気を博している。
同店のイメージカラーは「黒」。現代的でモダンなセンスの中に江戸の粋が融合し、お使いものとしても、送り手の趣味の良さをさりげなく伝えてくれるパッケージも魅力的だ。
古き良き伝統の菓子を現代の感覚で愉しませてくれる逸品として、日本茶はもちろん、珈琲やお酒のお伴におすすめしたい。

日本橋錦豊琳本店の店内。ブランドのイメージカラーである黒色のストライプで雰囲気を統一 単一の黒色ではなく、光の加減によって異なる黒色に見えるよう工夫されている モダン和風の洗練された店内は、従来の和菓子店のイメージを一新 伝統×革新をコンセプトに据える同店ならではのインテリアに心も華やぐ


贈答用や記念日のプレゼント用に、ご希望に合わせて選べる風呂敷。 色やサイズも選べるため、様々なシーンで活躍してくれる 色彩は江戸を連想させる日本の伝統色が採用され、黒のパッケージと美しい対比を描き、ワンランク上の手土産としても最適だ

「塩もち」(左)、「香ばしもち」(右) 塩もちは一口大のおかきに青のりと塩をきかせた逸品で、香ばしもちは表面を炙り、香ばしさを際立たせたおかき

「アーモンドスカッチ」 キャラメル生地にクラッシュアーモンドを練り込み、クランチな食感に仕上げたお菓子だ 写真のプレーン味の他、コーヒー味とオレンジ味も取り揃えられている
店舗情報
小伝馬町本店
住所 | 東京都中央区 日本橋小伝馬町16-14 |
電話番号 | 03-6661-1472 |
営業時間 | 9:30~18:30 |
定休日 | 日曜日、祝日、第1土曜日、月の最終土曜日 |
ホームページ | http://www.nishikihorin.com |