茶寮 いま泉
![2024GUNMA_imaizumi_11 大きく張り出した化粧垂木の庇に、淡い鶯色の塗り壁、趣ある入り口を前に、これから過ごす美食の時間に気持ちも高鳴る](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024GUNMA_imaizumi_11.jpg?w=956&h=627&ssl=1)
県内では珍しい茶の湯の心を
本格的な懐石料理で味わえる茶寮
春は桜に柳、夏は睡蓮、秋は紅葉に彩られる阿左美沼。周囲には遊歩道もあり、季節ごとに美しい景色を愉しめる憩いの場所である。そんな阿左美沼のほとりにある〈茶寮 いま泉〉は、阿左美沼と、遠くに赤城山を望みながら本格的な懐石料理を味わえる茶寮。
店は、東京や京都で板前として修業した先代が、ふるさと群馬にこれまでにない懐石料理店をつくりたいと1991年に開業。木々に囲まれる2000坪の広い敷地には、数寄屋大工が建てた本館に、「吉瑞庵」(大日本茶道学会)と「泉湧庵」(裏千家)の各家元より庵号をいただいたという茶室が二部屋と、先代の想いで建てた石州流の茶室「はぐれ庵」、能楽堂もあり、狂言師の野村萬斎氏もこの舞台で能を舞っている。
本懐石コースが4種類に、板長のおまかせコースやミニ懐石をご用意。もとは禅僧の食事である一汁三菜を基本とする懐石料理であることから、料理は飯・汁物・向付からはじまり、煮物、焼き物など順番に提供され、最後には「抹茶」と「主菓子」を召し上がっていただく。食材は、群馬県のブランド牛である赤城牛や地元で採れる旬の野菜を中心に、海産物は主に神奈川県の三崎漁港と静岡県の伊東漁港から仕入れて献立を組み立てる。冬には九州から高級魚のアラ(クエ)を取り寄せるなど、全国から厳選した食材も仕入れている。懐石コース以外にも、気軽に味わえる海鮮やステーキのセットメニュー、一品料理、ご予約にて懐石弁当なども承っている。希少な日本酒や焼酎、ワインも用意しているので、ぜひご一緒に。
コンセプトは「自然と文化と食の融合」。数寄屋造りの伝統的な建物と、茶の湯の精神に通じる心を込めた料理の数々、正絹の着物をまとい、お茶心を持つ仲居の気配りあるおもてなしも心地良く、他では体験することのできない素晴らしい食と至福の時間に出逢うことができる場所である。
日本の伝統美が織りなすゆったりした時間の流れを〈茶寮 いま泉〉で──。心ゆくまでお愉しみいただきたい。
![2024GUNMA_imaizumi_9 季節を感じられる室礼がお客様をお迎えする](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024GUNMA_imaizumi_9.jpg?w=618&h=450&ssl=1)
![2024GUNMA_imaizumi_3 数寄屋大工に建てさせたという館内は、伝統的な建築技法を随所で見ることができる。4つの個室と30畳の広間などが用意されており、手入れの行き届いた庭を眺めながら食事を召し上がれる。広間では多人数での食事や宴会・法事の席、能楽堂での結婚式の後に披露宴を行うこともできる](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024GUNMA_imaizumi_3.jpg?w=334&h=223&ssl=1)
![2024GUNMA_imaizumi_2 個室は「寄付」](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024GUNMA_imaizumi_2.jpg?w=334&h=223&ssl=1)
![2024GUNMA_imaizumi_5 一品一品丁寧に仕上げられた料理は先ずは目から季節を感じて味わえる。](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024GUNMA_imaizumi_5.jpg?w=316&h=211&ssl=1)
![2024GUNMA_imaizumi_6 器にもこだわり、塗りの美しい椀や京都の清水焼などが使われている。](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024GUNMA_imaizumi_6.jpg?w=316&h=211&ssl=1)
![2024GUNMA_imaizumi_8 日本酒は、朝日酒蔵の「久保田 萬壽」をはじめ、プレミアム芋焼酎と呼ばれる白玉醸造の「魔王」、写真に映る宮尾酒造の大吟醸「〆張鶴 金ラベル」や「洗心」は、年に一度しか出荷されない希少な日本酒なので、有るときにはぜひお試しを。その他にも知り合いのソムリエがおすすめするワインも取り揃えているので、運転の心配がない方は食事と一緒にお酒もゆっくりお愉しみを。](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024GUNMA_imaizumi_8.jpg?w=316&h=211&ssl=1)
![2024GUNMA_imaizumi_7 「今年のアラを落とす」という意味で毎年初冬に登場するアラ懐石は、人数限定の人気コース。早めのご予約をおすすめする。※料理は一例です。季節や仕入れで内容は替わります](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024GUNMA_imaizumi_7.jpg?w=304&h=203&ssl=1)
![2024GUNMA_imaizumi_10 敷地内にある「きもの館 べべ屋」。店では東京の市場に出向いて着物や古布の仕入れを行い、作家モノや各織元の着物からリメイクを施した洋服・ちりめん細工・人形などを販売している。建物は春日部市から移築したもので、明治期の相場師であり、後に衆議院議員にもなった鈴木久五郎によって建てられた。当時はこの建物に大隈重信や渋沢栄一も訪れていたという](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024GUNMA_imaizumi_10.jpg?w=304&h=203&ssl=1)
![2024GUNMA_imaizumi_4 県内では珍しい能楽堂。ここで結婚式を挙げることもできる。](https://i2.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024GUNMA_imaizumi_4.jpg?w=201&h=203&ssl=1)
![2024GUNMA_imaizumi_1 2024GUNMA_imaizumi_1](https://i2.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2024GUNMA_imaizumi_1.jpg?w=135&h=203&ssl=1)
店舗情報
茶寮 いま泉
住所 | 群馬県みどり市笠懸町阿左美1174-2 |
電話番号 | 0277-76-2136 |
営業時間 | 昼 11:30〜15:00(L.O.14:00) 夜 17:00〜21:30(L.O.20:00) |
平均予算 | 昼 3,000円 夜 8,000円 ※平均予算は税込み金額の目安です |
定休日 | 月曜日 月初の月曜日・火曜日のみ連休 |
ホームページ | https://saryo-imaizumi.com |