すし割烹 蘭亭

すし割烹 蘭亭

栃木に居ながらにして全国の旬を堪能
極上の江戸前握りと皿のコース

　俗にいう“海なし県”である栃木で、美味しい鮨を食べるならここ！との呼び声が高い宇都宮の〈すし割烹 蘭亭〉をご紹介しよう。板長・植木茂行氏は京都や大阪といった近畿圏での長年の修行を重ねた後、同店へ。宇都宮「日本料理みつわ」の創業者を両親に持ち、幼い頃から板場に立つ父親の背中を見て育つ。とびきりの江戸前握りと新感覚の皿のコースで食通を魅了する、期待の若手料理人だ。

　豊洲市場から毎日直送される食材は、鮪卸の頂点に立つ「やま幸」の天然本鮪をはじめ、豊洲市場の中でもトップクラスの仲卸から。栃木に居ながらにしてその時期に一番美味しい極上の魚介を味わえるのだから、この上もなく贅沢だ。米・酢・醤油など、その一つひとつに並々ならぬこだわりがあり、〈蘭亭〉の握りが一番引き立つように独自にブレンドする米と赤酢でキリっと仕立てるシャリも自慢の味。日本料理の名店で腕を磨いた植木氏が手掛ける一品料理は鮨の添え物ではなく、主役級。中でも極上の雲丹を惜しげなく使った「雲丹プリン」は、一度食べたら忘れられない味…と、評判を取るスペシャリテだ。

　また、目利きの酒が揃うのも、ここ〈蘭亭〉の魅力のひとつ。日本酒は栃木をはじめ日本各地の名酒を入れ替えで味わっていただけるのも粋な計らい。ワインや泡ものも「ケンゾーエステイト」をはじめ、握りや料理との相性を鑑みたうえで目利きの銘柄が揃っているので、至福のマリアージュを是非お試しいただきたい。

　同店は昼・夜共に完全予約制。板場をL字に囲むカウンター席に加えて完全個室が2部屋用意されており、うち一部屋は専用入口とお手洗いを備えた離れ仕様という贅沢なもの。味はもちろんのこと、空間も接客もハイクオリティなので、大切な接待や会食の際にもどうぞ安心してご利用を。県外の方をご案内すれば、栃木の料理のクオリティの高さをさり気なくアピールできる恰好の場となること請け合いだ。

店舗情報

※平均予算は税込み金額の目安です