めんの山一
株式会社 山一
島原の気候風土と匠の腕
コシ・艶・旨味が揃った手延べそうめん
豊かな自然に恵まれた島原半島は、まさに食の宝庫だ。名産品は数あれど、島原が日本国内の手延べそうめんのほぼ3割を占める一大産地であることをご存じだろうか。島原手延べそうめんの起源は、江戸初期まで遡ることができる。天草四郎を総大将に数万人のキリシタンや農民が立てこもった「島原の乱」以降、同地に移り住んだものの中に手延べそうめんの技術者がいたとの説等、成り立ちは諸説あるが、雲仙普賢岳の裾野に広がる肥沃な大地で育つ良質な小麦、名水百選にも指定されている雲仙の伏流水をはじめ、手延べそうめんづくりに適した気候風土があってこそ。
現在島原半島には、およそ3百軒を超える製麺業者が麺づくりを手掛け腕を競うが、ご紹介する〈めんの山一〉は、昔ながらの手作業に拘り抜く職人気質の製麺所だ。その日の天気に合わせて微妙に調節される塩・水・油の量、そして、微妙な練り加減、伸ばし加減。同店では、先人の技を現代に伝承する「麺匠」と呼ばれる男たちが、日々そうめんづくりに挑む。
独自の強いコシ、艶・旨味の3拍子が揃った絶品の「手延べそうめん」の美味しさはもちろん、黒ごまの香りを麺の中に封じ込めた「手延べ黒ごま麺 豊穣」は、独特の“つるみ”と歯ごたえが麺通をも唸らせるほど。このほかにも、風味や色合いも楽しめるシリーズをはじめ、お湯を入れて3分で簡単に出来上がる即席にゅうめんやゆで汁をスープとして利用するスープ麺といった新商品を柔軟な発想で開発し、そうめんファンの裾野を広げている。また、安全な製品を提供すべく常に施設の自主衛生管理の向上を推し進めている点も信頼に値する。
人の手と経験を大いに活かして生み出すものこそ人の舌になじみ、心まで満たしてくれるもの。島原の人と自然が長い年月をかけて育んできた伝統のそうめんを、お取り寄せや贈答品として、是非ご利用いただきたい。
店舗情報
めんの山一 株式会社 山一
住所 | 長崎県南島原市布津町丙1763-1 |
電話番号 | 0957-65-1110 |
営業時間 | 9:00〜17:30 |
定休日 | 日曜日・祝日 |
ホームページ | https://mennoyamaichi.co.jp |
直営店 名水庵
住所 | 長崎県南島原市深江町丁4615-2 |
電話番号 | 0120-71-1331 |
営業時間 | 10:00〜16:00 |
定休日 | 火曜日、水曜日 |
※商品価格は全て税込み価格になります