アグリツーリズモ
ヴィバ ラ ヴィータ

地元食材と北イタリアの郷土料理が融合
里山での時間をゆっくり過ごす、泊まれるレストラン
自然との繋がりがどんどん薄くなる今、土や草の匂いを感じたり、鳥や虫たちが身近にいる環境は、逆にとても贅沢だ。里山の風景の中で美味しい料理を食べる時間の、何と豊かなことだろう。
ご紹介する農村レストラン〈アグリツーリズモ ヴィバ ラ ヴィータ〉の土台にあるアグリツーリズモとは、イタリア語のアグリクルトゥーラ(農業)とツーリズモ(観光)を合わせた概念で、屋号の「ヴィバ ラ ヴィータ」は、お客さまと豊かで健やかな暮らし=viva la vitaを一緒に探していきたいという想いから名付けられたもの。オーナーシェフは、アグリツーリズモで地元を盛り上げたいとの想いから、富山市内のレストランで修行を積み、北イタリアに渡り郷土料理を学んだ牧谷政睦氏。帰国後富山市内にて自店を構え、17年を経た令和5年に開業したのが同店だ。
お客様をお迎えする建物は、長く空き家だった古い家屋をリノベーションしたもの。イタリアでの修行の際に出会った、職人が作り上げたモノを修繕しながら大切に継いでいく文化—牧谷シェフが「工房文化」と呼んでいる精神が息づく空間は、古さと新しさ、日本とイタリアが「工房文化」をテーマに表現されたものだ。
素材の持ち味を大切にした料理は、シンプルでプリミティブ。自社農園の有機野菜や米、稲葉メルヘン牛、小矢部メルヘンポークといった地元の畜産品を織り交ぜながら北イタリアの伝統的な郷土料理をご提供。ふきのとうや山菜、タケノコ、セリといった日本の里山の食材もふんだんに使われているが、その本質をイタリアの視点でお皿に具現化することを心掛けていくことも牧谷シェフのスタイルだ。
ゆっくりとお寛ぎいただきたいとの想いから、ランチは3組、ディナーは1組限定に。ディナーとともにお酒をゆっくりお楽しみいただける様にと3名様までご宿泊可能というのもうれしい計らいで、ご宿泊の折りには、富山とイタリアを中心にセレクトされたワインや、丹精こめた農家の朝食も存分に。
近隣には牧場、古戦場といった観光スポットも豊富なので、ご来店の際には、のどかな自然と触れ合う里山歩きも是非愉しんでいただきたい。











店舗情報
アグリツーリズモ
ヴィバ ラ ヴィータ
住所 | 富山県小矢部市屋波牧11番地 |
電話番号 | 050-1807-4435 |
営業時間 | 12:00ドアオープン 18:00ドアオープン (宿泊の場合 C.I.17:30 C.O.9:30) |
平均予算 | Lunch 10,000円 Dinner 15,000円 |
宿泊料金 | 2名様の場合 月〜水 1名様30,000円 金〜日 1名様34,100円 (税サ別。1泊2食付き) |
定休日 | 木曜日、金曜日(昼のみ休) |
ホームページ | http://www.viva-la-vita.jp |
※平均予算は税込み金額の目安です