京都辻農園 白子筍

こだわりの栽培技術で育てる
50cmを越える幻の筍
春のやわらかな陽射しを受けて、土からちょこんと顔を出す筍は、日本の春の風物詩。食材の季節感が薄れる昨今だが、時期が限定される旬のものとして、青果店の店先に並ぶのを愉しみに待つ方も多いことだろう。
“お米番付”に輝くこだわりの米「石清水」を生産する京都辻農園の辻典彦氏は、米と同じようにこだわりのある筍を生産している。一般的に流通する筍は20㎝程度だが、同園では50㎝を超える筍を量産している。その大きさは左ページの写真を見てお分かりいただけるように、何しろ大きい。時には上の写真のような特別サイズのものも収穫できる。
〈白子筍(しろこたけのこ)〉と名付けられたこの筍は、その名の通り真っ白で大きい。多くの方がご存知のように、筍は土の中で育ち、その先端が地表に出てきたものを掘り起こして収穫する。地下茎(竹の根)から次々と新芽(筍)が出て育つのだが、その地下茎の深さは通常20㎝程なので市場に出回る筍の大きもその程度となる。しかし、京都辻農園では年月をかけて竹林に養土を重ね、竹の根を深くしてきた。地下茎が深くなった環境で育つ筍は必然的に大きくなり、同園でしか作れない大きな筍となるのだ。
筍は、大きいほど甘さも際立つのだという。〈白子筍〉は生で食べるとえぐ味が無く、“梨?”と思えるような甘さを持っており、その大きさと美味しさから、地元京都の高級料亭をはじめ、全国の料亭や一流レストランが主な納品先。季節ものである上、生産量が限られているため一般には出回らず、予約販売にて取り引きされている。ウェブページに予約方法などが掲載されているので、購入をご希望の方はご確認の上、京都辻農園へお問い合わせを。
石清水八幡宮のお膝元にて、こだわりの栽培方法で育てる幻の筍〈白子筍〉。辻氏は、手間暇を惜しまず、極上の筍を作り続ける。





店舗情報
京都辻農園
住所 | 京都府八幡市八幡松原11 |
電話番号 | 075-950-8811 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | https://www.kyoto-t.net (筍紹介サイト) https://ktf.jp |