味噌茶屋 株式会社 麴屋もとみや

味噌茶屋
株式会社 麴屋もとみや

冷涼で雪深い北岩手ならではの
天然醸造・長期熟成味噌

　冬は雪深く、夏も冷涼な北岩手の八幡平。

　ご紹介する「株式会社麴屋もとみや」は、約90年前に麹屋を生業として始まり、現在では味噌醸造を中心に、味噌と麹を使った加工品を製造販売し、昔から日本人が大切に守ってきた味噌や麹の食文化を発信している。

　北岩手は冬の寒さが厳しいため、味噌づくりにとっても厳しい地域なのだが、2年という歳月をかけてじっくりと発酵熟成させることで、その厳しさをクリアし、夏の冷涼な気候も味噌の発酵に良い影響を与えて、まろやかな味噌に仕上がるのだ。温暖な地域の味噌とはまた違う、香りが高く麹の甘みと旨みが口の中で広がる、何とも言えない味わいを持った味噌が出来上がる。

　麹米には、岩手県で生産される「ひとめぼれ」や「あきたこまち」を使用。味噌の原料となる大豆は、地元でつくられる「ナンブシロメ」や「ミヤギシロメ」といった大粒の白目大豆を、塩は海水からつくられた精製塩や、自然塩が使われる商品も。また、商品によっては「酒精」などの添加物を加える場合もあるが、基本的に添加物は極力使わずにつくっているので安心していただける。

　食事処を備えた〈味噌茶屋〉は、日本の滝百選と、岩手の名水二十選に選ばれている「不動の滝」がある大鳥居のすぐ近くにあり、自慢の味噌や麹を使った商品と、岩手や北東北の銘品を取り揃える他、味噌文化を広めるために味噌づくりの体験教室も開催しているので、ぜひお出かけいただきたい。

　オンラインショップにも、味噌と麹の加工品を中心に、さまざまな商品を取り揃えているので、お取り寄せもおすすめだ。

　“麴屋もとみやの味噌は生きている”。麹専門店の作る「酵素の力が強い麹」だからできる滋味深い味噌は、あなたの食卓をより一層味わい豊かにしてくれる。

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