堺孝行刃物
株式会社 青木刃物製作所

紅蓮の炎より生まれし〜をコンセプトに、〈堺孝行〉が生み出す青二鋼を使用したハイグレードで本格的な黒打包丁「焔 紅蓮」シリーズ
変わらないもののために変わり続ける
600年灯し続ける堺の炎を守り抜くブランド
鉄砲、線香、和菓子、自転車。実に様々な産業が堺から生まれ、堺の商人によって全国へと広められた。和包丁もその一つ。令和初の世界遺産として登録された仁徳天皇陵。その築造の際には、全国から腕利きの鍛冶職人が集められ、古墳建造に必要な道具を作ったことが、堺刃物の起源と言われている。
ご紹介する「青木刃物製作所」は、600年に及ぶ堺刃物の技術と伝統を継承してきた職人集団だ。鍛冶師・研ぎ師の確かな技術が生み出す製品は、最高クラスの品質と切れ味を誇り、自社ブランドである〈堺孝行〉は、米国や欧州をはじめ、世界にその名を知られる存在である。
和包丁、洋包丁、製菓包丁、中華包丁、蕎麦切り包丁と、あらゆる包丁を製造する同社。それらの包丁は、食い倒れの街・大阪を支える「千日前道具屋筋商店街」にある店舗で販売されている。店ではプロの料理人からの質問も多く、まさに、プロのためのプロと言える。
多くの製品の機械化が進む現在。手作りにこだわり、日々己と向き合い技術の研鑽に打ち込むことを信条とする同社。匠の技を受け継ぎながらも、“常に進化してゆく”ことも同社の大きな特徴で、他業界の企業と提携しながら、時代の流れに沿った斬新なデザインの包丁を次々と生み出している。古来の伝統技術を重んじながら、変化することを恐れず、誰もやったことがないからこそやる価値があり、世界が次に望むものが無ければ作る——青木刃物製作所は、予想は裏切るが期待は決して裏切らない。そこには、「世界を変える、伝統は変えずに。」という同社ならではの揺るぎない哲学がある。
微妙な加減や塩梅を求められる「鍛冶」と「研ぎ」は、人の手によってのみ可能な技術。堺刃物の魅力を世界へと発信する先駆者として、青木刃物製作所の挑戦は未来へと続く。

伝統×美をコンセプトにした「凛華」シリーズは、錆びに強い銀三鋼を鏡面仕上げで研ぎ上げた包丁。刀身には和歌を彫刻し、手にした瞬間、遥かなるいにしえに想いを馳せる

錆びに強いVG10を本焼加工した切れ味鋭い刺身包丁。熟練の研ぎ師が己のプライドと信念を持って研ぎ上げた刃は、研ぐほどに切れ味を増し、食材に対して滑らかに食い込んでいく「VG10本焼 昇龍」

鏡のように刀身を磨き上げた包丁は洗練された美しさを纏う。切れ味と美観を融合させ、サビにも強い包丁「イノックス白銀」

堺打刃物とカスタムナイフとのコラボレーションで生まれた新感覚のナイフ「白二鋼Keido Sugihara Model」

店舗情報
堺孝行刃物
株式会社 青木刃物製作所
住所 | 大阪府堺市堺区材木町西1-2-28 |
電話番号 | 072-229-3737 |
営業時間 | 9:00~17:30 |
定休日 | 土曜日、日曜日、祝日、年末年始 |
ホームページ | https://aoki-hamono.co.jp |