天空の森
神が降り立った地
霧島にある極上リゾート
敷地は何と、東京ドーム13個分にあたる60ヘクタール=約18万坪。そこに、宿泊専用ヴィラがわずか3棟と日帰りの野遊びのためのヴィラが2棟の計5棟のみ。ここは、霧島を望むの無人島。さあ、日本で一番近い海外旅行はいかがだろう。
名旅館・忘れの里雅叙苑を手掛けたオーナーが新たに仕掛ける〈天空の森〉は、土地購入時には山あり谷ありのまさにジャングル。そのジャングルの道なき道を行き、オーナーや、前出の雅叙苑のスタッフも総出で竹の伐採に着手したのが1993年のこと。汗と土にまみれ、開拓民さながらの作業を続ける中で、良質の温泉の掘削にも成功し、大自然と「遊ぶ」愉しさを見つけていくことになる。
夜は漆黒の闇に満天の星。風の音、野鳥の声。夕食、朝食には、敷地内で栽培した無農薬の野菜と自家牧場の鶏・卵等、新鮮そのものの素材をシェフが調理する。ここでは全てが手づくりだ。電気、水道、温泉などの地下埋設工事も自分たちで。食事棟として利用されるパビリオン、エキゾチックでプライベートなヴィラをはじめとする建物は、開拓時に伐採した雑木を使い、地元ビルダーたちとスタッフが一緒になって造り上げた。
最初は3万坪(それでも広いが)から始まったプロジェクトは、メディアでも取り上げられることが多くなり、今ではその6倍に。が、この森はまだまだ未完成。harmony with nature — 自然と一体化し自分自身を解放できる場所。この胸のすくようなスケールの大きな〈天空の森〉は、自然と共に生きてきた人間の生命力のすばらしさ、そして真の癒しを教えてくれる。
店舗情報
天空の森
住所 | 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田市来迫3389 |
電話番号 | 0995-76-0777 |
宿泊料金 | 2名様(1棟) 300,000円〜 (1泊2食付き、税別) |
ホームページ | http://tenku-jp.com |