平野公平建築設計事務所

平野公平建築設計事務所

土地の魅力を最大限に活かした
「庭屋一如」の家造り

　「庭屋一如」—それは読んで字のごとく、庭と建物が一体化し調和する様を指す言葉。内と外とが絶妙な具合で混ざり合うことで生まれる空間では、屋内に居てもその土地の自然や空気を肌で感じることができる。一方で屋外では、その家に住まう家族の温かな声がこだまする。そんな「場所」と「暮らす人」とを繋ぐ家づくりを得意としているのが〈平野公平建築設計事務所〉だ。

　同事務所が佇むのは福岡市の中心部。代表で一級建築士の平野公平氏は県内の設計事務所に勤めた後、2009年に自らの事務所を設立した。平野氏の設計する家の大きな特徴は、印象的で美しい「大きな窓」。建物の中で過ごしていても、外の木々や空模様、近隣の街並みが広く見渡せる設計で、それはまるで内外の隔たりを取り払ったかのような見事な一体感だ。庭と建築を合わせて一つとする古からの日本の建築様式に魅力を見出し、土地ごとの景観を活かした建築物は、場所と住まう人とが素晴らしい親和性を持つ。住宅をメインに、店舗や施設の設計など幅広く活躍する平野氏は、まさに業界を牽引する存在だ。

　同事務所の考えの根底にあるのは「建築の魅力は場所に依る」ということ。一つとして同じ土地が無いからこそ、それぞれの土地の特徴を捉え、活かす家を手掛けたい—完成した建物からは、そんな思いが伝わってくる。場所と住まう人に応えた個性と、歳月を経ても色褪せることのない飽きのこないナチュラルな風合い、その両方を兼ね備えた住宅は、洗練された雰囲気を纏いながらも、温かく、オリジナリティに溢れたものばかり。家を建てる場所選びの段階から相談に乗ってくれるため、土地の活かし方を明確にしながら理想の住まいを形にしていけるのもまた、同事務所の魅力だ。

　平野氏の家造りに興味を持たれた方は、まずは同事務所のホームページにてこれまでの施工例をご確認いただきたい。間違いなく、その魅力の虜になることだろう。

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