御料理 万る山
モダンにリノベーションされた
築200年超の有形文化財で味わう極上料理
お客様をお迎えするのは信州・安曇野。道中は、雄大な北アルプスを望むのどかな田舎道をのんびりとお越しいただきたい。看板はお出ししていないので、鎮守の森を思わせる屋敷林を目印に—そこがご紹介する〈御料理 万る山〉だ。母屋と9つの蔵のある敷地は何と約2000坪。この古民家は江戸後期の1810年に建てられたもので、古くは本陣としても使用されていた格式の高いもの。本棟造りの母屋は市川崑監督の映画「犬神家の一族」にも登場し、2005年には国の登録有形文化財の指定を受けている。エントランスの土間から客席へは、芝石の階段を靴を履いたままスムーズに。古民家の醸し出す雰囲気を大切にしながらも、落ち着いた豊かな時間をスタイリッシュに過ごしていただきたい…との想いから“靴を脱がずに入室できる和の空間”となっている。
お食事の基本は日本料理。鮮度にこだわった魚介、野菜、山菜を季節の走りや名残りにあわせ、作家ものの器を使って美しいコース仕立てでご提供。薫り高い最高級鰹節と北海道産の極上利尻昆布で取る一番出汁の奥深い味わいが素晴らしく、焼き物の火入れにすべて高品質の備長炭を使うことで、香ばしさと瑞々しさをご堪能いただける。
コースには信州プレミアム牛シャトーブリアンの炭火焼きが組み込まれているので、お肉好きな方も満足頂けるに違いない。また、料理の提供時間に細心の注意を払い、お食事やお酒の進み具合を見計らいながら、最適なタイミングで出来たてが目の前に運ばれてくるのも実にスマートだ。
客席は、夏は涼しく冬は石材の床が床暖房になっているので、足元から暖かい。江戸時代からそのままの襖・壁紙・迫力の欄間といった古き良き和の佇まいに、ヨーロッパ・アメリカのアンティーク家具や蓄音機、李朝家具といった洋の東西を超えた逸品があしらわれ、全席イタリア「カッシーナ」社の椅子というのも大変に贅沢だ。大切な方との記念日やお客様のおもてなし等、とっておきの日にどうぞご予約を。空間ごと愉しむ美食のひとときを、是非ともご体験いただきたい。
店舗情報
御料理 万る山
住所 | 長野県安曇野市豊科高家604 |
電話番号 | 0263-72-0551 |
営業時間 | 昼 11:30~14:00 夜 17:00~20:30 |
平均予算 | 15,000円~ |
定休日 | 月~木曜日、日曜日の夜 |
ホームページ | https://www.oryouri-maruyama.com |
※平均予算は税込み金額の目安です