株式会社 加島屋

手塩にかけて漬け込んだ脂ののったキングサーモンを丁寧に焼き上げてほぐし、焼酎、醤油等で味を調えた「さけ茶漬」は、温かいご飯のお供に、おにぎりの具に、そしてパスタやサラダ等、アイデア次第で様々にご利用いただける。絶妙の塩加減と熟成によって、〈加島屋〉ならではの味わいが引き出されている
家族を思う母の心そのままに
幅広い世代に愛されるさけ茶漬
“ご飯のお供に〈加島屋〉のこのひとビンさえあれば、もう最高に幸せ!”と、老若男女から広く愛される同店の「さけ茶漬」の誕生は、昭和30年代の初めの頃。戦後の復興期、お手軽なインスタント食品が台頭する時代にあって、本物の味をご家庭で美味しく食べていただきたい…との想いから生まれたロングセラーである。
江戸末期にあたる安政2年(1855年)に創業した同店は、信濃川等で獲れる鮭や鱒等の塩乾物を商い、やがて地元の酒蔵の良質な酒粕を利用した、鮭、筋子、鱈の子を使った粕漬が評判に。先代会長の母親が、忙しい仕事の合間に手早く食事が摂れるようにと鮭の切り身の残りや中骨についた身を焼いて、食べやすくほぐしたものをヒントに、惣菜として販売したのがさけ茶漬の始まりだった。さらに、東京の孫に食べさせたいからと近在のご婦人が空きビンを持参で買いに来たことから現在の瓶詰の形となった経緯もあり、このさけ茶漬は、まさに、子や孫を思う深い愛情から誕生したと言っても過言ではない。
このさけ茶漬に限らず、同社が大切にしているのは、母親が家庭で作るような愛情と真心の込められた手作りの味。そして、自然によって育まれた天からの恵み。“お母さんが作る家庭料理の手助けの一品としてご利用いただくこと”を願いつつ、素材選びには吟味に吟味を重ね、急がずあわてず、手間をかけ、時間をかけた製品づくりをモットーとしている。
定番のさけ茶漬はもちろん、厳選素材のみを使った海の幸の粕漬、塩漬、味噌漬をはじめ、切り身パックや魚介の洋風惣菜等、ウェブサイトでは実に多彩なお取り寄せ商品が揃っているので、ぜひご覧になっていただきたい。
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キングサーモン、銀だら、筋子、鱈子等、選び抜いた厳選素材のみを使い、絶妙の塩加減で味を調えていく。シンプルが故に、その素材の良さこそが決め手となる
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贈答品用として、しっかりとした上質な紙箱や手提げ袋、メッセージカード等も万全。手提げ袋もワンランク上のものが用意され、ご自身の手で届けたい際等、必要な数だけ同梱してくれるのも嬉しい(有料)
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現在の加島屋本店
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昭和30年代の加島屋店頭の様子。沢山の魚が干されている様子がわかる
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店舗情報
株式会社 加島屋
住所 | 新潟県新潟市中央区東堀前通8-1367 |
電話番号 | 0120-00-5050 |
営業時間 | 9:30〜17:00 電話受付 9:00〜17:00 |
定休日 | 日曜日(不定休) |
ホームページ | https://www.kashimaya.jp/ |