志水木材産業株式会社

志水木材産業株式会社

木曽の良材を活かした
伝統的で新しい寿司桶やおひつ

　木材は人類が生産する事ができる唯一の資源。檜をはじめ、国内有数の木材生産地として知られる木曽に工場を持つ〈志水産業株式会社〉は、先代達が育んだ貴重な木材を余す事無く使い、人に喜ばれる製品を世に送り出してきた創業80年近い老舗企業だ。

　当初は水車の動力を利用して丸太を製材し、建築資材や養蜂資材を手掛けていたが、木製風呂も手掛けるようになり、昭和の中頃には公団住宅用「しみずの木風呂」として、日に40台を生産するまでに。やがて、カンナを使って手づくりしていた製品の機械生産に着手し、高品質・低コストへの工夫を重ねた寿司桶やおひつは、一般家庭・プロを問わず広く浸透する人気の看板商品になった。

　現在同社では、創業以来つくり続けている養蜂資材、湯をまろやかにし、身体の芯まで温めてくれると好評の檜風呂、そして、寿司桶・おひつといった桶樽類を3本柱に、檜のフローリングや家具類も手掛けているが、丸太の乾燥から製品化まで、全て自社での一貫生産が基本だ。製材所を創業母体とするだけに、良材を選ぶ目、木材の扱いの素晴らしさは群を抜いている。

　今回写真でご紹介している寿司桶やおひつは、いずれも厚口で頑丈、耐水性・耐久性に富んだ良質の木曽サワラの赤身柾目材のみを厳選。職人による丁寧なカンナ掛けが施された、木肌滑らかな逸品が揃う。特に、左ページ下段左でご紹介している「業務用大飯切」は、プロユースであることはもちろん、お客様を大勢お迎えしての寿司パーティーや会合等、たくさんの寿司飯を作る際におすすめの逸品だ。

　〈志水木材産業〉は、同社からほど近い富貴畑温泉郷に「ホテル富貴の森」を展開している。総檜造りの露天風呂をはじめ、朝食用のおひつ等にも同社の製品が使われているので、ご宿泊のうえ、木曽の木材づくしの心地良さを是非ご自身でお確かめいただきたい。

店舗情報

※商品価格は全て税込み価格になります