株式会社 GOSIZE

その場に佇んでいるだけで心が揺さぶられる
豊かな余白のあるミニマルでシンプルな空間を創造

　上質な旅に詳しい方なら、左写真の旅館・ホテルに覚えがあるかもしれない。設計者は、西宮市を拠点にホテルや旅館をはじめとする商業施設や個人邸宅の設計やリノベーションを手掛ける〈GOSIZE〉。作品事例は住宅専門誌をはじめメジャーな雑誌の一流ホテルや名宿、飲食店の特集等でも数多く紹介されていて、多くの読者から憧れを集める存在だ。

　同社を率いるデザイナー・藤田豪氏は、日本を代表する建築家の一人として世界にその名を知られる高松伸氏が主宰する「高松伸建築設計事務所」を経て、1999年に同社を設立。設計の際に大切にしているのは、人や自然に寄り添い豊かな余白のあるミニマルでシンプルな空間を作ることにある。さらに、建築設計はもとよりインテリアや小物に至るトータルな空間デザインを得意とし、日本的な素材や手法を空間の中で新しくスタイリングしていく。そして、細部に宿る気配がつくる相互の調和によって、“その場に佇んでいるだけで、心が揺さぶられるような建築”を創造していくことが、〈GOSIZE〉の真骨頂だ。

　同社が手掛けた建築は、国内外を問わず数々の賞に輝いているが、毎年イタリアにて開催される世界最高峰の国際デザインコンペティション「A‘Design Award & Competition」 にて「妙見石原荘」の「瑠璃紫」がBRONZE賞、「雲仙温泉東園」内のダイニング「on the lake」がインテリアスペースデザイン部門でIronを受賞したことは記憶に新しい。また、夙川市の個人邸は、韓国最大のデザインポータルサイト 「DESIGNSORI」が主催する「ASIA DESIGN PRIZE」で、最高賞「GRAND PRIZE」に輝いている。全て屋外と室内がゆるやかに繋がる空間コンセプトとなっていて、これも同社の得意とするところ。周囲の景観や立地を活かし、内と外の境界を曖昧に、非日常の空間を生み出している。

　日本人のDNAに刻まれた自然との調和、そして美意識を宿した誰もが体験したことのない空間を提供する〈GOSIZE〉。是非ともウェブサイトをご覧いただき、まずはその世界観を体験いただくことをお勧めしたい。

店舗情報

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