水熟桃 果樂株式会社/桃里庵

水熟桃
果樂株式会社/桃里庵

旬の新鮮さと美味しさに感動
世界に誇る白桃を海外に

　岡山の白桃を世界に届けたいとの想いで、桃農家を継承し、〈水熟桃〉を開発したのは、果樂株式会社代表の土居栄太郎氏。

　倉敷浅原の農園「桃里庵」で、約400本、20種類以上の桃を栽培している。

　樹木の負担を極力減らすために超弱剪定栽培にこだわり、ミネラル豊富な自然由来の海藻アルギットを使った「アルギット農業」を行っている。さらに、微生物で土壌を改良して、作物に良い栄養素を与える「バクチャー農業」も実践。代々受け継がれた技術と先人の知恵を学び、新しい農業に挑戦をしているのだ。手間暇を惜しまない努力の結果、化学肥料を一切使わず、徹底した管理で1本の樹木から1，000個以上の桃が実ったという。

　研究による進化はさらに続き、独自に開発した「水熟製法」を編み出し、果物を一年間常温で鮮度保持することを可能にしたのだ。そして、旬を問わず、新鮮な美味しさを届けるべく、水熱ブランド商品としてJAPAN加工販売をスタートさせる。〈水熟桃〉がまさにその商品で、生の食感や風味を損なわず繊細に扱い、皮つき、種ありのまま甘さを抑えたシロップに漬け込むのが特徴である。

　農園では、岡山の適度な雨と温暖な気候を生かし、多品種栽培で6月の上旬から9月上旬まで収穫期が続く。なかでも、7月上旬に旬を迎える真っ赤な桃「浅原小町」は、最高クラスの甘さ（糖度は12〜13度）で、不動の人気を誇っている。

　〈水熟桃〉は「グルメ＆ダイニングスタイルショー春2018」や「JR西日本ふるさとあっ晴れ認定」等、数々のコンテストで大賞を受賞している。そして、現在は台湾に15店舗を展開しており、大手百貨店の春節ギフトでは即日完売という偉業も成し遂げた。

　世界に誇る〈水熟桃〉。旬を閉じ込めた桃をぜひとも愉しんでいただきたい。

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