焼鳥なかむら

王道にして常に新しい
季節を感じる焼鳥コース
虎ノ門ヒルズから徒歩数分。ご紹介する〈焼鳥なかむら〉は、焼鳥界の雄・中村祥啓氏が満を持して独立開業したファン待望の焼鳥店だ。
オープンから約1年。四谷三丁目「どろまみれ」を皮切りに、西麻布「鳥さわ22」、中目黒「とり澤」をはじめ、六本木「とり澤」の立ち上げにも携わった大将の信条は、常により良いものを目指し、たゆまぬ探求心を持って調理とお客様に真摯に向き合っていくことだ。要となる鶏肉も、一つの銘柄に固執するのではなく、常に一番美味しいと思える鶏肉を柔軟に取り入れていく。
紀州の備長炭を用いて絶妙の火入れを行う焼鳥は、奇をてらうことなくシンプルに。オーソドックスとも言える王道を行く。ただし、肉の切り方、串の打ち方、塩の振り方や焼き方によって、これほどまでに味わいが違うのか…!と、瞠目すること請け合いの美味しさをお約束。また、季節感の出辛い焼鳥と言うジャンルだが、旬の愉しさ、四季が巡る日本の良さを感じていただけるように、野菜に工夫を凝らすことも大将のこだわりにある。
同店は17時半と20時半の2部制で、串物と一品料理を組み合わせたコースをおまかせで。焼鳥や料理が引き立つように吟味されたワインも白を中心に目利きのものが揃っているが、お茶のみで召し上がっていただいても大丈夫。お酒を飲むかたも飲まないかたも愉しめる—そんな懐の深さもここ〈焼鳥なかむら〉の魅力のひとつだ。
店内はシンプルな内装でまとめられ、お客様のほうに煙が行かないように細かな配慮が行き届いている。作り込みすぎた接客や、お酒や料理を押し付けることはせず、お客様と一緒に記憶に残る素敵な時間を作っていくことを大切に。
今まで焼鳥に縁遠かったかたもぜひ一度。大切なかたとの記念日やデートに選んでいただきたい焼鳥店である。











店舗情報
焼鳥なかむら
住所 | 東京都港区西新橋2-15-6 FACE虎ノ門1F |
電話番号 | 03-3506-3710 |
営業時間 | 17:30~23:00(2部制) 1部 18:00~20:00 2部 20:30~23:00 |
平均予算 | 17,000円 |
定休日 | 日曜日・祝日 |
※平均予算は税込み金額の目安です