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西陣織あさぎ美術館

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西陣織あさぎ美術館

精緻を極める、最高峰の1800口織ジャガード
時を超えて愛される芸術作品を、熟練織職人の工芸技術で表現
日本最古の伝統産業「西陣織」によって生み出される世界へお連れします

 千五百有余年の歴史と伝統を誇る西陣織。日本の風土と感性に根差した和様の美が生まれたのは平安時代。京の芸術・文化と共に発展した西陣織、ご紹介するのは2019年に開館した「西陣織あさぎ美術館」。運営するのは、1867年(慶応3年)に呉服問屋として創業した、塚喜商事株式会社。平成25年に西陣織の機屋業を継承し、西陣織と伝統産業の存続、きもの文化の振興や登録文化財など、広く伝統文化の保全に寄与する企業である。

 展示しているのは「西陣織あさぎ美術工芸」の作品。伝統的な「丸帯」にこだわり続けてきたことが原点。「丸帯」は幅65㎝×長さ450㎝という壮大なキャンバスに繰り返しのない絵柄を織る。西陣織では最高峰となる1800口のジャガード織機を使って自社でデザイン・製織された「琳派」や「仏教美術」、「浮世絵」、「印象派」などの作品を丸帯・袋帯をはじめ、屏風や掛軸、額装といった形にして展示する他に、タペストリーやインスタレーションといった作品も展示されている。写真で紹介しているように、縦や横に数メートルサイズの大きな作品もあり、近くでご覧になれば、圧巻の迫力と、織の細かさに驚かされるであろう。

 また織に使う絹糸は、ヨーロッパのスーパーブランドも使用するブラジル・ブラタク社の最高級絹糸である6Aグレードを採用。合わせて金箔やプラチナ箔も純度の高いものが使用され、どの作品も高い技術とこだわりの素材で、本物のものづくりがなされている。

 美術館は、四条烏丸から徒歩約3分の場所に建つ、ツカキスクエアの7階。常設展示の他に、年2〜3回の企画展を行っている。また、併設のショップでは、財布やポーチなどのお手軽な小物や西陣織の裂地、額装された作品の購入も可能である。

 絢爛豪華で最高級の西陣織の世界を、ぜひご自身の目でご覧になっていただきたい。

琳派を愉しむ
日本の装飾意匠の最高峰とされる「琳派」 極細の絹糸と純金箔を使用し豪華に
琳派…桃山・江戸時代から近代にいたる絵画、書や工芸など総合的な芸術として表現したユニークな系譜。本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳、さらに酒井抱一など、京都や江戸で活躍

印象派の名画を西陣織で愉しむ
印象派の特色である光。様々な織技法でペイントタッチを表現し、緻密かつ優美に織り上げられた作品

店舗情報

西陣織あさぎ美術館

住所 京都府京都市下京区烏丸仏光寺上ル二帖半敷町661
ツカキスクエア7F
電話番号 075-353-5746
営業時間 10:00~17:00 (入館は16:30まで)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、
年末年始、お盆期間(8月中旬)、展示替え期間
ホームページ https://asagi-museum.jp

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