金沢 浅田屋
創業150余年の料理旅館の
伝統の味、新しい味をご家庭で
加賀百万石の歴史を今に伝える古都・金沢。ご紹介する〈浅田屋〉の母体となるのは、金沢の台所・近江町市場にほど近い十間町に暖簾を構える老舗の料理旅館。その歴史は加賀藩より中荷物の御用を命ぜられたことに端を発し、実に江戸初期の1659年まで遡る。明治維新を迎えるまでの約200年、「浅田屋の三度飛脚」として代々藩の御用を務め、大政奉還が行われた1867年に中荷物御用を返上。時を同じくして着手した料理旅館が、今日の〈浅田屋〉の原型となっている。
静謐な佇まいの数寄屋造りの建物にお客様をお迎えする〈浅田屋〉は、料理旅館としての歴史もすでに156年。高い食文化を育んできた金沢の伝統を伝えるその料理は、贅を尽くし吟味された調度類や器に、旬の魚介、甘海老、かに、山の幸など、お客様の嗜好に添った四季折々の素材を盛り込んだ華やぎに満ちた加賀料理だ。
上の写真でご紹介の「料亭めし」は、〈浅田屋〉に受け継がれる伝統の味と技をご家庭で手軽に味わえると、お取り寄せでも人気を集める炊き込みご飯で、白山の天然伏流水・上質な鰹節と昆布でていねいに引いた料亭の一番だし・能登産コシヒカリをベースに、冬は「かにめし」、夏は「うなぎめし」といった具合に、四季折々に素材が変わる。板場で培われた独自の手法と最新の冷凍技術により、繊細なだしの風味・素材の持ち味はそのままに、電子レンジで袋のまま温めるだけで、本格的な炊き込みご飯が簡単便利に味わえる逸品だ。
また、「不易流行」を銘に、伝統を大切に常に新しいことに挑む浅田屋では、「かなざわ石亭」「松魚亭」をはじめステーキハウス「六角堂」等金沢にはなかったコンセプトの店を次々と出店。年間10万人の来店数を数える「六角堂」のまかないを商品化した「六角堂ビーフカレー」もぜひご賞味いただきたいおすすめの味だ。
ウェブサイトには、炊き込みご飯・ちらし寿司の素やお惣菜や詰め合わせが揃っているので、古き良き、そして新しい老舗の味をご家庭で愉しむひと時はいかがだろう。
店舗情報
アサダヤコーポレーション
住所 | 石川県金沢市南塚町58 |
電話番号 | 0120-40-7756 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 土曜日、日曜日、祝日 |
ホームページ | https://www.shop-asadaya.com/ |