銀座 吉澤
目利きの銘柄雌牛を熟成させた
まさに食べ頃の至福の味
松阪牛はその昔「伊勢牛」と呼ばれ、ご紹介する〈銀座 吉澤〉の創業初代・吉澤一一氏は、その中でも特に優れた肉牛である「松阪牛」の名をブランドとして広げるために尽力した人物でもある。松阪エリアで肥育された牛を東京・芝浦の食肉市場へと運ぶ商いを手掛けていた一一氏をはじめ、東京の食肉業者と松阪地域の出荷業者が中心となって昭和33年に立ち上げた「松阪肉牛協会」は、松阪牛の肉質の向上とブランド力拡大の原動力となり、時の松阪市長を代々の会長職に、一一氏も当時副会長職を務め、まさに松阪牛の発展になくてはならない人物として業界にも知られる存在であった。
〈銀座 吉澤〉は戦前銀座1丁目にて創業し、戦後、銀座3丁目に精肉部門と飲食店を構える。令和6年には創業100周年を機に創業地の銀座1丁目へ再度移転した。2代目社長は、昭和52年に開かれた「松阪肉牛枝肉共進会」で枝肉としての当時の史上最高値でチャンピオン牛を競り落とす等、その目利きの確かさはお墨つき。日本一の和牛の市場である東京食肉市場から松阪牛や近江牛など全国の銘柄牛から肉質・脂質はもちろん血統・飼育法にまでこだわった雌牛だけを一頭仕入れし、水冷式の冷蔵庫で骨付きのまま熟成、食べ頃の肉のみを提供することを徹底している。
熟成という工程が施された肉は、しっとりとして甘味が増し、肉本来のうまみも増した、まさに牛肉の最高峰。2階の肉処では、すき焼き・しゃぶしゃぶ・焼き肉を、3階の肉割烹では肉好きにはたまらない肉を中心としたおまかせコースをお楽しみいただける。ご贈答やお土産用の牛肉折詰は、食べ頃を見計らった最高の状態の牛肉を届けてくれるので、口の肥えた大切な方への贈り物に、自信を持ってご用命いただきたい。
店舗情報
銀座 吉澤
住所 | 東京都中央区銀座1-20-8 吉澤銀座1丁目ビル |
電話番号 | 03-3542-2983(精肉部) |
営業時間 | 精肉部: 10:00〜18:00 飲食部:昼 11:00~15:00(2階 肉処のみ) 夜 17:00~22:00(L.O.21:00) |
定休日 | 日曜日、祝日 |
ホームページ | http://www.ginza-yoshizawa.com |
※商品価格は全て税込み価格になります