長崎菓寮 匠寛堂
皇室献上の栄を賜る
カステラ一筋の匠の味わい
美食の宝庫長崎には、名物が数あれど、「真っ先に思い浮かぶのはやはりカステラ」という方が読者の中にも多いのではないかと思う。
16世紀半ばに、キリスト教の宣教師を通じてポルトガルより伝来したとされるカステラ。すでに江戸時代のはじめには、その原型がほぼ完成していたと言われるほど歴史のあるお菓子である。
ご紹介する〈長崎菓寮 匠寛堂(しょうかんどう)〉は、歴史あるカステラの中でも本物だけが持つと言われる深い味わいと食感を追求するために、創業以来、熟練の職人による手焼きにこだわり続けてきた。
素材に関しても、厳選された極上の自然材料だけを選び、添加物は一切使用していない。
こういったこだわりから生まれたのが特製献上五三焼「天地悠々」。卵黄五に対し卵白三を使用し、高度な伝統技術で焼き上げた逸品だ。また一方、長崎・対馬に古くから伝わる希少な赤米で焼き上げた「赤米カスティラ」を提供する等「創意工夫」も日々続けている。
〈匠寛堂〉の店舗は、中島川にかかる眼鏡橋たもとの一つのみ。常に良質なものをお届けしたいという思いが、ここに表れている。風情のある店内に入ると、奥には工房があり、ガラス越しに、カステラの製造過程を愉しむことができる。
長崎のおみやげに、大切な方への贈り物に、そしてご自身へのご褒美に。
皇室、宮家への献上菓子をはじめとする風味豊かな〈匠寛堂〉のカステラを、ぜひご賞味あれ。
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紅白かすていら「壽」(ことほぎ)丹穂乃舞・白瑞詰合せは、赤米を丹念に丹念に焼き上げた「丹穂乃舞」(にほのまひ)と、丁寧に吟味した素材を、熟練した職人の手焼きで眞白に美しく焼き上げた紅白かすていら「白瑞」(しろみずき)。〈匠寛堂〉の技と創意工夫によって、美しく表現された紅白かすてぃら
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店舗内に隣接して、茶房「玉響」を併設。その日に焼き上げたカステラと、 季節に合わせ日本各地の銘茶が愉しめる。
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職人がカステラを作る工房もぜひご覧いただきたい
店舗情報
長崎菓寮 匠寛堂
住所 | 長崎県長崎市魚の町7-24 |
電話番号 | 095-825-1511 |
営業時間 | 9:00〜19:00 |
定休日 | 元日 |
ホームページ | http://www.shokando.jp |