鮨 赤坂 和寿

南マグロの大トロ(じゃ腹)
気さくで粋な大将が握る
本物の江戸前鮨と季節の料理を堪能
東京メトロ千代田線の赤坂駅から徒歩1分。〈鮨 赤坂 和寿〉がお客様をお迎えするのは、赤坂通り沿いに建つビルの2階。幸せを呼ぶ黄色い看板を目印に。
板場に立つ大将・國島和夫氏が握る鮨は、東京都内でも今や希少になりつつある王道の江戸前だ。米は宮城県産のササニシキを使い、季節やその日の天気によって水加減を日々調整。毎日通う豊洲市場では、「江戸前の仕事とは何なのか」を常に考え目利きする。吟味した魚の旨さを最大限に活かすために、手間を惜しまず丁寧な仕事を施して、最高の状態でお客様へ。シャリに空気を含ませているので、皿に置かず手渡しすることも大将の流儀だ。
都内8軒で修業を重ね、料理人歴20年を数える大将は、割烹出身。季節感を大切にした料理も定評があり、旬の魚介や野菜をお客様の目の前の七輪で焼き上げる炭火焼きも自慢の味。つまみ料理と鮨を交互に楽しめるコースメニューは、デザートまでが組み込まれ、お酒を飲む方も飲まない方も大満足間違いなし。時間帯によってはアラカルトの提供が可能というのもうれしい計らいだ。
江戸前の屋台の寿司屋のイメージに、昭和の街の寿司店や現代の洗練された雰囲気を組み合わせた店内には、板場を囲むL字型のカウンターと喫煙可能な個室も完備。老若男女を問わず、どなたも肩ひじ張らずにゆっくりとお過ごしいただきたいとの想いから、時間制は設けていない。深夜まで営業しているので、2軒目や〆にも。平日の昼間や土日祝も要相談で店を開けてくれるので、どうぞ気軽にご連絡を。
本物の江戸前鮨と美味い料理。朗らかでお客様想いの大将との会話も愉しみながら、粋な時間をあなたも是非に。折に触れ暖簾をくぐりたくなる大人のための隠れ家である。

江戸前すみいか。 包丁の入れ方、酢締めや醤油の漬け加減など、丁寧にこだわり抜いた本物の江戸前握りを堪能できる

佐賀唐津産の車海老。

京都舞鶴産の真あじ。

春の訪れを告げる初鰹は、七輪に熾した備長炭で炙って仕上げるスタイル。炭火の香ばしい香りがふわりと立ちのぼり、表面は香ばしく、中はしっとりとした旨みを湛える。


握りの中でも特に印象に残るのが、赤身の江戸前漬け。和寿では丁寧に下処理した鮪の赤身を湯煎し、後に煮きり醤油をアレンジした漬け地へ入れて丸2日間寝かすという江戸前の拘りを貫く

鯛、鮃、鰆の白身のお造りを、煎り酒と肝醤油で味わう繊細で日本らしい一皿。


高級魚・黒むつに自然薯をあわせた蒸し鮨という構成は、滋味深く、職人のセンスを感じさせる。繊細で季節感あふれるつまみ料理は、割烹料理出身の國島氏ならではのもの。季節の移ろいを目と舌で存分に味わわせてくれる

春の息吹を告げる初鰹に和からしの風味を利かせた旬を味わう贅沢な演出。



店内は、はじめての来店でも、すぐに場に馴染める心地良い空間だ。誰もが楽しく過ごせるように一人ひとりのお客様を大切にし、気配りも行き届いている。自由に使える多彩なおちょこが並び、訪れるたびに選ぶ楽しさを味わえる粋な演出

店舗情報
鮨 赤坂 和寿
住所 | 東京都港区赤坂6-4-21 美濃屋ビル2F |
電話番号 | 03-6459-1869 |
営業時間 | 17:30~0:00 |
平均予算 | 16,500円(税込)〜 |
定休日 | 日曜日、連休の祝日 |
ホームページ | https://sushi-kazu.com |