點燈夫
ノスタルジックな美空間で
ステンドグラスのランプやアートを満喫
〈點燈夫〉と書いて、てんとうふ(点灯夫)と読む。明治から大正にかけて、街角のガス灯に火をともしてまわった人のことを指す言葉だ。同店は、そんなノスタルジックな言葉にふさわしいステンドグラスを扱う専門店としてそごう千葉9階「こだわり趣味の街」に2006年に創業。現在ではガラス工芸品や、絵画、アクセサリーなどを幅広く扱うようになり、暮らしを豊かに彩る厳選アイテムが揃うアートセレクトギャラリーとして、その名を知られる存在に。
ステンドグラスのランプをはじめ、クオリティとバラエティに留意して集められた作品は、いずれも作家もので一点ものであることが基本。中でも、電気炉を使ってガラスを焼成させる「キルンワーク」で、ガラスをカーブさせる「スランピング」技法やガラスを融合させる「フュージング」技法を駆使して“ステンドグラスの世界を変えた”と言わしめる緒方修一氏と子息の孝拡氏の作品は、点灯時はもちろん消している時も、その色彩や採光が愉しめる逸品だ。
日本画壇で活躍する若手・中堅作家の作品が揃う絵画をはじめ、ガラスの器やインテリアオブジェやアクセサリーは、技法や作風が異なる常時10名ほどの作家の作品が展示販売されているので、様々なアートとの出会いを存分に愉しめる。
そごう9階の「こだわり趣味の街」は、レトロな街並みを思わせる凝った空間づくりが特徴で、その一番奥にある同店では、作家が魂を注いで制作した作品一つひとつが一番美しく映える展示に心を砕いている。非日常のゆったりとした時間をお過ごし頂けるに違いない。訪れたお客様に対しては、作品にこめられた作家の想いまでを伝えることを大切に。世界で一つだけの唯一無二の作品を介して、作家とお客様の出会いの架け橋となってくれる存在でもある。
併設のギャラリーでは、ガラス・陶芸・木工・絵画・染織など多彩なジャンルの作品の企画展を3週間サイクルで開催しているので、ご来店の際には是非ギャラリーもご覧になっていただきたい。
店舗情報
點燈夫
住所 | 千葉県千葉市中央区新町1000 そごう千葉店9階こだわり趣味の街 |
電話番号 | 043-245-8249 |
営業時間 | 10:00〜20:00 |
定休日 | 無休 |
会社ホームページ | https://www.tentofu.net/ |