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心地よい未来のために 始めよう、SDGs vol.8

更新日:

心地よい未来のために
始めよう、SDGs
vol.8

- 07 エネルギーをみんなに そしてクリーンに -

持続可能な開発目標であるSDGs(Sustainable Development Goals)は、
国連サミットで決まった新たな国際目標。貧困、飢餓、健康、教育、エネルギー、まちづくりなど
17のゴールと169のターゲットからなり、
地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
日本でも国や地方自治体、企業でさまざまな取り組みが始まっています。
ここでは各テーマと、特徴ある事例をご紹介。
該当する企業の取り組みに賛同したり、商品を購入したりすることで、
あなたもSDGSの活動に協力できます。
今回は、7番目のテーマ「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」についてお伝えします。

便利な暮らしは当たり前ではない

改善につながる行動を日常的に

 食事を作ったり、暗くなったら灯りをつけたり、暑い時や寒い時はエアコンを使ったり。快適な暮らしに、エネルギーは欠かせません。特に電気は、熱や音、光や力などかたちを変えて私たちの生活や産業を支えています。電気以外に私たちが使っている主なエネルギーは石油、石炭、天然ガスといった化石エネルギー。しかし、これらには限りがあって、100年後にはなくなると言われています。また、作るときに二酸化炭素が発生するので自然環境によくありません。温暖化や気候変動に拍車をかけることになってしまいます。

 私たちにとって、エネルギー問題はとても深刻です。日本は世界の中でも、電力消費大国。しかも、電力消費量は増え続けています。それなのにエネルギー自給率が低く、化石燃料のほとんどを輸入に頼っているのです。国際情勢の影響を受け、安定してエネルギーを確保することが難しくなる危険性が潜んでいます。私たちは、エネルギーについて本気で考え、行動を改めなければならなりません。

 未来のエネルギーとして、先進国をはじめとする世界が力を入れているのが再生可能エネルギーです。再生可能エネルギーとは、自然界で人が使う以上の速さで補充されるエネルギー全般のこと。具体的には水力、風力、太陽光、地熱、バイオマスなどをさします。できるところから取り入れる必要があります。

 私たちの誰もが今すぐできるのは、節電をしたり、エネルギーを上手に使う工夫をしたりすること。あまりにも「普通」で小さなことのように聞こえるかもしれませんが、みんなで取り組めば大きな効果につながります。日常的なことですから、なおさらです。まずは行動あるのみ。手元の電気は本当に必要ですか? 部屋は適温ですか? 今までの日常を当たり前と思わずに、考えながら改善していきましょう。

国連広報センター「SDGs最新報告2019

 

目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに。 詳細はこちら

https://www.ungcjn.org/sdgs/goals/goal07.html

アドラーソーラーワークス
株式会社の取り組み

再生可能エネルギーで
持続可能な社会の実現に力を尽くす

 アドラーソーラーワークス株式会社(神奈川県横浜市)は「ドイツで検証された本物のO&Mサービスを日本に、日本の再生エネルギーインフラを次世代に」という経営理念をもとに設立された企業。つまり、会社そのものが7番目のテーマ「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」にまるごとあてはまるのです。

 同社の主な業務は、太陽光発電所の設計や設計評価、発電量、モジュール、竣工などの検査。また、太陽光発電所のO&M(運用・保守)を通して、発電所が安全かつ安定した発電をするために、年次点検、トラブル時の緊急対応から恒久的ソリューションの提案までを手掛けています。そこにあるのは、「誕生した発電所を役目が終えるまで見守り、次世代に再生エネルギーインフラを引き継ぎたい」という思い。再生可能エネルギーの持つ力を活かして世界全体の持続可能な社会の実現に貢献しています。

 

アドラーソーラーワークス株式会社

https://adlersolarworks.co.jp/sdgs/

地球市民交流館
(エコテラス)の取り組み

燃料費ゼロ、太陽のエネルギーで調理する
ソーラークッカーにチャレンジしよう

 地球市民交流館(群馬県前橋市)は、省エネ活動の普及啓発をしているボランティア団体。地域の人たちの交流場所でもあるエコテラスは、省エネ生活の実験場所でもあります。太陽光発電、ほうきを使った掃除、窓を開けて風を通すなどの工夫で電気代ゼロの暮らしを続けています。

 ほかにも環境に関する講演会を開催したり、公共交通および自転車の利用を促進したり、これからの地球を考えた取り組みをする中、好評なのがソーラークッカーを用いたワークショップ。ソーラークッカーとは、太陽光を熱に変える器具で燃料費をかけず、しかも二酸化炭素を出すことなく調理することができます。館長の奈賀さんは、曇りや雨以外のほとんどの日の昼食は、ソーラークッカーを使って用意しています。ソーラークッカーのお得意は、カレーやシチューなどの煮込み料理。ご飯やゆで卵なども作れます。「太陽エネルギーは、世界中の人に平等に降り注いでいます。ぜひ有効利用してほしい」と奈賀さん。レジャーシートを使ってソーラークッカーを作る方法もフェイスブックで披露しています。早速、チャレンジしてみては?

 

地球市民交流館(エコテラス)

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次からは、働きがいと経済成長の両立に取り組む企業の具体的な事例を紹介します。

 

「08 働きがいも経済成長も」に続く

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