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10 人や国の不平等をなくそう

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心地よい未来のために
始めよう、SDGs
vol.11

- 10 人や国の不平等を
なくそう -

持続可能な開発目標であるSDGs(Sustainable Development Goals)は、
国連サミットで決まった新たな国際目標。貧困、飢餓、健康、教育、エネルギー、まちづくりなど
17のゴールと169のターゲットからなり、
地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
日本でも国や地方自治体、企業でさまざまな取り組みが始まっています。
ここでは各テーマと、特徴ある事例をご紹介。
該当する企業の取り組みに賛同したり、商品を購入したりすることで、
あなたもSDGSの活動に協力できます。
今回は、10番目のテーマ「人や国の不平等をなくそう」についてお伝えします。

日本の格差レベルは
先進国ワースト8

身近にある不平等をなくすために

 悲しいことに、世界にはさまざまな差別や不平等があります。生まれた国や人種、民族や宗教など、自分の意志に関係なく、生まれながらにしてその要因を課せられている人がたくさんいます。同じ国や地域に住んでいても、その中には貧困や性別で不平等が生じることも少なくありません。

 差別や不平等は、人の心を蝕み、ときに争いの種になります。地球上のみんなが幸せを感じながら平和に過ごすためになくさればいけないもの、それのひとつが今回のテーマになっている「人や国の不平等」です。

 経済的なことでいうと、世界でもっともお金持ちの8人の総資産額は、貧しい人達の36億人分に相当するといわれています。世界の人口は約77億人。そのうちわずか8人のお金持ちに、世界に住む人の半分の富が集中しているのです。このことが貧富の差を広げます。

 諸外国から見ると、日本は格差が少ないように感じるかもしれませんが、決してそうとはいえりません。日本の所得格差のレベルは、先進国の中でワースト8(※1)。7人に1人が貧困状態で、1人親世帯では半数以上にものぼります。最近では、高齢者世帯の所得格差も広がっています。65歳以上の高齢者のいる世帯の貧困率は、27.0%にも達しているそうです(※2)。

 また不平等は、経済面に限ったことではありません。学ぶチャンス、障がいの有無でも差が生まれています。小さな不平等は、身近なところにいくつもあるのです。

 なかなかその場に直面しないと事実に気づかなかったり、気づいたとしても自分一人が動いても解決の糸口が見えない、と思ったりするかもしれません。しかし、どんな身近に不平等があるのか知ること、国や地域によって異なることを認め尊重することも、前進の一歩になるはずです。今、この記事を読んでいることも、解決へとつながっているのです。

1 ユニセフ報告書「子どもたちのための公平性」より

2 厚生労働省の国民生活基礎調査より

 

目標10 人や国の不平等をなくそう 詳細はこちら

https://www.ungcjn.org/sdgs/goals/goal10.html

一般社団法人
グローバル愛知の取り組み

人材不足解消と留学生の就職率
向上・定着をミッションに

 一般社団法人グローバル愛知(愛知県名古屋市)は、中小・中堅企業の人材不足問題の解消と、留学生の就職率向上と定着をミッションとしている非営利団体です。

 愛知県内で働く外国人は、17万人以上。しかし、残念なことに職場や社会の中で不利益を被る場面があるのだそうです。人種差別や居住の問題だけでなく、中には外国人を安い労働力として扱おうとする企業もあるといいます。

 同法人で働く職員の半数が外国人。全職員がやりがいを持って仕事に取り組めるよう、職員に平等な環境を整えています。また、愛知県をはじめ行政機関の後援も得て、定期的に留学生の採用・活用の先進事例を紹介。企業が多様性を受け入れ、強みとして活かせるよう交流事業を通じた相互理解の促進と異文化セミナーも実施しています。

 また、留学生を受け入れる中で起こりがちな言語の壁を日本語教育と翻訳サービスで取り除き、情報格差による不平等の解消にも貢献しています。

 

一般社団法人グローバル愛知

https://global-aichi.or.jp/sdgs

一般社団法人
コミュニティー
ビルダー協会の取り組み

まちをにぎわし、人の心を豊かに
アーティストを潤す、障がい者アート

 一般社団法人コミュニティービルダー協会(千葉県市原市)は、工務店による地域や社会貢献活動の取り組みを広め、支援しています。

 現在の日本でなかなか進まない障がい者の経済的自立。その一助となるべく展開しているのが「まちかど障がい者アート」です。建築現場の現場シートにアートをデザインすることで、殺風景になりがちな建築現場を明るく華やかに彩ると同時に、障がい者アーティストの経済的支援や認知を広めるものです。

 障がい者によるアート作品は、海外ではアウトサイダーアート、アーリュブリュットなどと呼ばれ、専門のギャラリーや定期刊行誌があるほどポピュラーです。作品を販売して生計を立てている障がい者もたくさんいます。日本でもたくさんの素晴らしいアートがあるにも関わらず、世に知られていないのが現実です。

 この活動が広まることで、障がい者を持った方の社会参加や、創作活動による経済的対価を得られるようになります。町の一角をにぎわし、見る人の心を豊かにし、さらに素晴らしいアートを生み出す人たちの支援にもなる一石「三鳥」にも「四鳥」にもなる活動、みんなで応援したいですね。

 

一般社団法人コミュニティービルダー協会

https://www.housingbazar.jp/communitybuilder/page-2834/

次からは、人々の街への居住・定着に取り組む企業の具体的な事例を紹介します。

 

「11 住み続けられるまちづくりを」に続く(5月下旬公開予定)

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