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心地よい未来のために 始めよう、SDGs vol.17

更新日:

心地よい未来のために
始めよう、SDGs
vol.17

- 16 平和と公正をすべての人に -

持続可能な開発目標であるSDGs(Sustainable Development Goals)は、
国連サミットで決まった新たな国際目標。貧困、飢餓、健康、教育、エネルギー、まちづくりなど
17のゴールと169のターゲットからなり、
地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
日本でも国や地方自治体、企業でさまざまな取り組みが始まっています。
ここでは各テーマと、特徴ある事例をご紹介。
該当する企業の取り組みに賛同したり、商品を購入したりすることで、
あなたもSDGSの活動に協力できます。
今回は、16番目のテーマ「平和と公正をすべての人に」についてお伝えします。

「自分ごと」として
とらえて

平和と公正を実現しよう

夜になったらベッドに入ってぐっすり眠る。人間にとって大切な休息さえ安心して取れない人たちがいます。

紛争や戦争が行われている国や地域で暮らす15歳未満の子どもは約2億4,600万人。世界の子どもの人口は、約191580万人と言われていますから、8人に1人の子どもが紛争や戦争の影響を受けています。中には、大切な家族を奪われたり、財産を奪われたり、住むところを追われたりする子どももいます。

このように住む場所を追われた人たちが暮らしているのが難民キャンプです。世界の難民は7,950万人といわれていて、世界人口の1%にもあたります。そして、その多くが弱い立場の女性や子どもたちなのです。

戦争や紛争がない日本は、関係が薄い目標でしょうか? 決してそうではありません。日本でも悲しいことに目も耳も覆いたくなるような虐待のニュースが流れてきます。SDGsの目標16には「子どもに対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する」というターゲットも含まれています。児童虐待は、身体的虐待・性的虐待・ネグレクト・心理的虐待があります。児童虐待は、子どもの命が失われる危険性をはらんでいるだけでなく、PTSDといってトラウマになるような経験をした後に生じる精神疾患で、心身に支障をきたし、健全な社会生活が営めなくなるケースも多くあります。また、虐待の被害者が後に加害者になることもあると言います。大切なのは、早期発見。鍵を握るのは、周りの目です。虐待が疑われる場合は、すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号「189」があります。ここでも「自分ごと」としてとらえることが必要です。

「世界の子どもたちを取り巻く最新ファクト (日本ユニセフ, 20214)」より

 

目標16 平和と公正をすべての人に 詳細はこちら

https://www.ungcjn.org/sdgs/goals/goal16.html

株式会社スタイル・エッジ
の取り組み

専門家が力を発揮できる環境を整備
トラブル抱える人との格差をなくす

 株式会社スタイル・エッジ(東京都渋谷区)は、士業・師業に従事する人が専門分野に注力し、その貴重なスキルを社会へ最大限還元できる環境の構築を目指して、マーケティング、業務プロセス、人材、ITなど事業経営に必要なノウハウを提供する総合的なビジネスコンサルティングを展開しています。

 同社ではグループをあげて、トラブルを抱える人たちと専門家をつなぎ、「知識格差」を是正。さまざまな社会課題の解決を目指しています。

 社内では、独自の社内託児所「わ~ママStyle Kids」を設立。出産後も安心して子どもと通勤できるようにしました。平成29221日には「次世代育成認定マーク(くるみん)」を取得。「日経DUAL」の 「共働き子育てしやすい企業50社」にも選ばれています。

 また、視覚障害柔道家の初瀬勇輔選手の支援や、パラリンピックを目指す次世代のアスリート支援を目的とした奨学金制度ネクストパラアスリートスカラーシップ(NPAS)にも協力しています。

 

株式会社スタイル・エッジ

https://styleedge.co.jp/sustainability/sdgs/

一般社団法人
全日本ヨガ連盟の
取り組み

インドの伝統文化であるヨガを広め
あらゆる人に「心と身体の健康」を

 一般社団法人全日本ヨガ連盟(東京都港区)は、インドの伝統文化であるヨガの本質を正しく捉え、実践することで、皆様の健康に寄与しながら、ヨガの哲学と正しいインド文化を広く啓蒙。ヨガを通じて各国と交流し、平和活動に寄与することを目的としている団体です。

 同連盟では、全ての人の「心と身体の健康」を目指し、健康な人は健康な身体を保ち、 病気を予防すること、病気を持つ人は症状を改善して 健康な身体へ近づけるように取り組む未病改善YOGAを広めています。これを軸に、人々がストレスをコントロールするためのテクニックを身につけるための企業内ストレスマネジメントYOGA、ママやキッズ、障害児や大学生などさまざまな人を対象としたYOGA教室を開催。ヨガを指導する団体や個人の人たちに、より安全にヨガ知識を深めるための情報提供をしています。

 

一般社団法人全日本ヨガ連盟

https://yogaorg.jp/sdgs.html

次からは、貧困に悩む国への支援・投資を目標として取り組む企業の具体的な事例を紹介します。

 

「17 パートナーシップで目標を達成しよう

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