天婦羅割烹 すみ
自然の恵みを大雪山連邦の湧水で溶く
軽やかな衣で味わう至極の天婦羅
旭川市の「サンロク街」と言えば800店舗を超える飲食店が建ち並ぶ日本最北の歓楽街。その一角で暖簾を掲げる〈天婦羅割烹 すみ〉は、2022年の開業直後から旨い天ぷらを食べさせるとして地元でも評判の店である。
〈天婦羅割烹 すみ〉は、元々地元の名店として知られていた老舗「花まる亭」があった場所で、店主の鷲見篤史氏はここで15年間修業を積んだ腕利きの料理人。下積みから始まり、料理長となって腕を振るっていた鷲見氏が、閉店した「花まる亭」の跡地を引き継いだ。
白木をふんだんに使ったシンプルで上品さが漂う店内には、カウンターと小上がりのテーブル席、個室が用意されている。目の前で天婦羅を揚げる様子や料理を仕上げる様子を見ながら食事ができるカウンター席はわずかに4席のみなので、カウンター席でのご予約はお早めに。
修業時代は全国の名店を食べ歩き、訪れた場所で出会った食材で試作を重ねてきた鷲見氏だけに、その目利きは確かなもの。店では北海道の海と里山の幸を中心に、全国から旬の食材を仕入れ、天婦羅の衣を溶く水は、大雪山連峰の湧水を自ら汲みに行くこだわり。揚げ油には、太白胡麻油をベースに選び抜いた2種類の油を、その日の気温や湿度によって配合を変えてブレンドする。食材にとって最良の状態をつくり出す様にも天婦羅への想いが感じられる。
メニューは、天婦羅をメインに季節の料理を組み込んだコースが料金別に3種類と、特別に厳選した食材を使い、3日前までに予約をいただく「おまかせコース」をご用意。酒類は地元旭川で酒造りを行っている「男山」やクラフトビール、道産ワインなどが種類も豊富に用意され、揚げたての天婦羅や季節の料理と共に、心ゆくまで堪能していただける。
落ち着きのある店内で、熱々の天婦羅を頬張りながら至福のひと時が過ごせる〈天婦羅割烹 すみ〉。 北海道に訪れた際にはぜひとも味わっていただきたい店である。
店舗情報
天婦羅割烹 すみ
住所 | 北海道旭川市3条通8-1705-31 |
電話番号 | 0166-29-2022 ※予約制 |
営業時間 | 17:00〜22:00(最終入店20:30) |
平均予算 | 15,000円 ※平均予算は税込み金額の目安です |
定休日 | 日曜日(月曜が祝日の場合、日月休み) |
ホームページ | https://tempura-sumi.jp |