茶房TOKINE-時音-
「時を繋ぐ、現代茶室」をテーマに
新感覚のティータイムを堪能
2024年、「時を繋ぐ、現代茶室」をテーマにした自由な発想で新しいスタイルの日本茶を提案する店舗が誕生した。ご紹介する〈茶房 TOKINE〉は日本茶の魅力を広めることを理念とする「株式会社Nihoncha.Labo」が運営する隠れ家的茶房である。亭主は日本茶スペシャリスト資格を有する堤 音弥氏。ホテルマン時代に日本茶の奥深さに触れた堤氏は、独学で学んだその魅力をもっと多くの人に知ってもらうために、日本の伝統建築を広めたいという想いを持った建築士の山本和之氏と共に「株式会社Nihoncha.Labo」を設立。同店をオープンさせるに至った。
店舗はビジネスマンや旅行客で賑わうJR高崎駅から徒歩で約15分。閑静な住宅街に位置する店舗は、山本氏が代表を務める「山本和之建築都市設計事務所」が手がけている。入口から客席が見えない構造で、入店時から世界観にこだわっており、その先は秋田杉などの良質な素材を贅沢に使用した和風モダンな空間が広がっている。席はカウンター11席のみで、目の前でお茶を淹れている様子をお楽しみいただけるようになっている。
同店では、茶釜を使い、茶道の所作で丁寧に入れられたお茶をお楽しみいただける。使用するお茶は特定の生産者のもとを直接訪れて選定したもの│コーヒーで言うなればシングルオリジンのものだ。急須だけでなく、様々な抽出器具を使い、冷茶やブレンド、ミルクブリューなど多様な抽出方法で提供。ティーコースやアフタヌーンティーで味わうお茶はもちろん、夜はお茶と酒を組み合わせた「茶酒」や日本酒もご堪能いただける。フードメニューは、都内の人気フレンチビストロのシェフの監修の元、群馬県産の新鮮な食材を使用したものを提供。特にお茶漬けやおむすびには希少なコシヒカリ「小松姫」を使用している。また、器は吉澤指物店による特注品を使用。お茶やフードメニューとの見た目の組み合わせ、そしてそれらの背景の物語をお伝えすることで、感覚・感性でお客様にお楽しみいただけるよう心がけている。
新しい喫茶体験をお届けする〈TOKINE〉で、贅沢なティータイムをお楽しみいただくと同時に、ぜひ日本茶の新しい魅力を発見いただきたい。
店舗情報
茶房TOKINE-時音-
住所 | 群馬県高崎市岩押町14-15ココレーヌ岩押1-A |
電話番号 | 027-386-2320 |
営業時間 | 昼:1部 11:30〜、2部 14:00〜 ※完全予約制 夜:18:00~24:00(23:00L.O.) |
平均予算 | 5,000円 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | https://tokine-takasaki.com/ |
※平均予算は税込み金額の目安です