しもつけ彩風菓 松屋
数々の郷土銘菓を生み出す老舗が
人気商品をリブランド
心が晴れやかになるような黄色地に愛らしい魚が描かれた「きぶなまもり」のパッケージに、思わず笑顔を誘われる。栃木の郷土銘菓として注目を集めるこの製品は、昔流行り病の病人が、田川で釣れた黄色のフナを食したところ、たちまち元気になったという故事から、黄色の張子を軒下に吊るし、無病息災を祈った習慣に因んだもの。
製造販売元の〈しもつけ彩風菓 松屋〉は、昭和30年の誕生以来、下都賀郡壬生町の人々の暮らしに寄り添うこと約70年。全国初となった斬新な形のいちご大福をはじめ、茨城県笠間産の新栗だけを蜜漬けにして贅沢に使った蒸し羊羹、やわらかなフランスパンを使った「あんバターサンド」や「いちごバターサンド」、黒糖生地にごぼうと人参の粉末を混ぜ込んだ「きんぴら揚げまんじゅう」等、人気の銘菓が目白押し。生後7日目のお祝いにはじまり、お食い初めや誕生日、七五三、入学式、成人式、結婚式、長寿のお祝い等、同店の真心こもった和菓子は暮らしの様々なシーンになくてはならない存在だ。
冒頭でもご紹介の「きぶなまもり」は、2008年に誕生の「きぶな物語」をリブランドしたもので、2024年9月27日の「きぶなの日」から正式スタート。パッケージに描かれている魚は、新マスコットキャラクター“きぶまん”だ。屋号の松に因んだ松の形をした背びれを持ったフナのイラストが可愛らしいと大好評で、バターとミルクをたっぷりと使ったみるくまんじゅうは、上品な甘さと滑らかな口当たりが、小さなお子様から高齢の方まで愛される味。そして、発売後まもなく、ジャパンフードセレクションで金賞を受賞。マスコットの“きぶまん”のこれからの活躍にも大いに期待がかかる昨今だ。
京都の町家がイメージされた趣のある店舗は、高い天井とクラシックな調度品がお客様をお出迎え。店内に並ぶ商品は、いずれも経験を積んだ確かな目と舌で厳選された素材のみを使用し、安心してお召し上がっていただける様に細菌検査も徹底している。ご家庭の団欒のひと時や手土産に、遠方の方への贈りものに、郷土愛がたっぷり詰まった〈しもつけ彩風菓 松屋〉の銘菓を是非どうぞ。
店舗情報
しもつけ彩風菓 松屋
電話番号 | 0282-86-0051 |
住所 | 栃木県下都賀郡壬生町安塚2284-1 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 火曜日、水曜日 |
ホームページ | http://www.saifuuka-matsuya.com/ |