谷重義行建築像景

谷重義行建築像景

シンプルなデザインながらもそこに住む人の
人生が投影されるような家づくりを叶える一級建築士事務所

　〈谷重義行建築像景〉は、石川県を中心に全国で建築設計を行う一級建築士事務所。代表の谷重義行氏は、国立石川工業高等専門学校建築学科講師やケニア共和国ジョモ・ケニアッタ農工大学建築学科講師を務めた経歴を持ち、建築家として活動を始めた1993年からは毎年様々な建築賞も受賞している。新築住宅をはじめ、宿泊施設や店舗、保育園やクリニック、公共施設などの設計の他に、改修やリノベーションも手掛けている。

　建築設計の役割を個人・社会・環境の各ステージで意識し、最終的には建築全体が醸し出す空気感で心と身体を癒す空間を創り出したいと考える谷重氏が家づくりで大切にしているのは、施主様の家に対するはっきりしたイメージを描くこと。そのために先ずは希望や要望を丁寧に伺うことから始まる。そしてテーマを絞り込み、周辺環境との調和を図りながら、内と外との繋がり、採光や通風、設備のバランス、循環性に配慮し、テーマに合った空間が形になるまで繰り返し検討する。施工の際には地元産の木材や珪藻土、和紙などの自然素材を使い、シンプルなデザインの中にもそこに住む人の人生を投影し、流行ではなく変わらない存在感を備えた建築を目指す。そうして出来た家は何年経っても新しい発見があり、飽きのこないより愛着の増す家となってくれる。

　掲載している住宅は、ガーデニングや野菜づくり、お茶と陶芸も楽しみたいという希望から、庭を樹林、花壇、畑のゾーンに分け、平屋の小さな3つの棟（玄関棟、工房棟、茶室棟）を庭に突き出すように配して“集落”を想起させる空間として構成。子供達の土遊び、食材の収穫、落下種子の自生、新緑と紅葉、野鳥の巣営、四季折々で見渡す青空が、人と建築、建築と自然、自然と人との「有機的な関係性」を矩形の内側に内包し、都会であってもそれぞれが循環し、変化と成長を日常の中で実感できる住まいとして提案した。

　豊富な知識と経験で、どんな建築も任せられる〈谷重義行建築像景〉と一緒に、あなたのこだわりの家づくりをぜひ叶えていただきたい。

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