高山荘 華野

高山荘 華野はなの

花とアート、そして閑けさの美に包まれる。
大人にだけ滞在が許される至極の湯宿

　おもてなしの心を表す「なげいれの花」と、館主が長い月日をかけて集めてきたプリミティブアート（宗教的な影響を受けていない原始美術）やアンティークの品々が至る所に飾られ、まるで美術館のような上質で心地よい静けさに包まれる。〈高山荘 華野〉──ここは“静謐（せいひつ）”という言葉を表現するかのような至極の空間と、有馬温泉に湧き出る金泉と銀泉の2つの湯を同時に愉しむことのできる特別な湯宿。

　昭和31年に別荘だった建物を初代が買い取り、客室数5部屋で創業。その後増改築を繰り返し、現在は15の客室でお客様を迎える。

　〈華野〉では数年前から大規模な改築を行ってきており、2022年4月には使う建材の一つひとつを吟味し、細部にまでこだわったスイートルーム「双葉葵（ふたばあおい）」がオープン。続いて2023年3月には、そのコンパクトさが返って隠れ家のような雰囲気を持つスイートルーム「八角蓮（はっかくれん）」がオープンし、さらに2024年6月には、フィンランドから取り寄せたサウナを客室に完備するスイートルーム「山法師（やまぼうし）」がオープンしている。

　そして2025年1月、新たに2つのスイートルーム「大山蓮華（おおやまれんげ）」と「山茱萸（さんしゅゆ）」がオープン。どちらの部屋も金泉と銀泉2つの温泉が引き込まれており、部屋に居ながらにして24時間好きな時に好きなだけ有馬の名湯を愉しむことができる贅沢な客室となっている。

　スタンダード客室も、床の間や広縁を備えた趣ある和室が用意され、どの部屋に宿泊されても非日常を感じながら満足度の高い滞在をしていただける。

　館内には食事処「四季亭」と個室仕様の料亭「遊山」が用意され、旬の地野菜をふんだんに使った旬菜会席を基本に、神戸牛のステーキを堪能できる特選会席や神戸牛のしゃぶしゃぶ、伊勢海老の木の芽焼き、鮑ステーキなどの別注料理もぜひご賞味を。朝食は日本の朝らしく炊きたてのごはんに、焼き魚や出汁巻き卵、そして多くのファンを持つ〈華野〉名物の「引き上げ湯葉」を味わっていただける。

　花とアート、そして閑けさの美が調和し、大人にだけ滞在が許される〈高山荘 華野〉。ここは本物の上質を知る方にこそ相応しい至極の湯宿である。

店舗情報

※皆様に静かな時間をお過ごしいただきたいため、 12歳以下のお子さま、 10名以上の団体様のご利用はご遠慮いただいております。 全館禁煙。