CASA WATARI KUWANA

桑名の名士ゆかりの古民家をリノベーション
次世代に引き継ぐスモールラグジュアリーな宿
東海道唯一の海路として多くの人々が船で渡ったという「七里の渡し」。現在の名古屋市熱田区から桑名市までの七里=約27.5㎞もの区間を指し、当時は海だった。
ご紹介するのは、桑名宿の船着場だった所にもほど近い静かな住宅街の中に佇む〈CASA WATARI KUWANA〉。築130年の古民家をリノベーションし、宿として2020年に開業した。屋号の“WATARI”とは、「七里の渡し」の“渡”にちなんでいる。この建物は、オーナーである近藤大智氏の曾祖父が番頭として仕えていた桑名の実業家・諸戸家から譲り受け、大切に引き継いできたもの。近年は住む人もなく、桑名の歴史にも関係するこの建物を次の世代まで残し、地元の活性化にも繋げたいという想いから宿として再生した。
母屋にはレセプション、朝食を召し上がっていただくためのダイニング、ライブラリーなどがあり、共有空間として利用できる。母屋とは別に離れ仕様の客室1棟と、2階建ての蔵を改装した客室1棟があり、1日2組限定の洗練されたスモールラグジュアリーな宿となっている。客室にはJAL国際線のファーストクラスでも使用している寝具をはじめ、こだわりのアメニティや備品を揃えており、日常から離れて穏やかに過ごしていただきたいとの想いからテレビは置いていない。もし「静かだな…」と感じたら、Bluetoothスピーカーとスマートフォンを繋いでお好きな音楽を流すのもおすすめだ。
また、地域活性化の観点から夕食は外での食事をお願いしている。オーナーの近藤氏から、お客様のご希望に沿った飲食店、桑名の名物を食べられるお店、隠れた名店などを紹介してもらえるので、存分に愉しんでいただきたい。
お客様1人ひとりに寄り添い期待以上のサービスで応えてくれる同宿。桑名駅からも約1㎞とアクセスも抜群なので、歴史ある桑名や三重観光の拠点として、どうぞご予約を。








店舗情報
CASA WATARI KUWANA
住所 | 三重県桑名市桑名663-7 |
電話番号 | 0594-73-2082 |
宿泊料金 | 2名様の場合、1名様 22,000円〜 (1泊朝食付き、税サ込) |
ホームページ | https://casawatari.com |