Yuki Shirahama Bottier

アトリエ2階のショールームには白濵氏の珠玉のサンプルシューズが並んでおり、パリで習得したパティーヌの技法を用いた靴も見ることができる
クラシックからモダン、カジュアルまで
柔軟なセンスと精緻な技術が光るビスポークシューズ
作り手と顧客が語り合い、共に一足の靴を作り上げていく—それがビスポークシューズの語源と言われている。
その言葉通り、創業以来ビスポーク一筋に顧客一人ひとりに合わせた靴を作り続けてきたのが、ご紹介する〈Yuki Shirahama Bottier〉だ。
四方を山に囲まれた豊かな環境ながらアクセスの良い山科区にアトリエを構え、クラシカルでありながらも現代のファッションにマッチするラグジュアリーな靴を生み出し続けている。
アトリエのオーナーであり、靴職人の白濵結城氏は、東京・神戸・フランスで靴づくりの技術の研鑽を積んだ。その多彩な経歴に裏付けされた彼の靴からは、時にクラシカルに、ときにモードに、ときにヴィンテージにと、実に柔軟で豊かな表情が感じられる。
白濵氏との靴づくりは、入念な採寸、デザイン・素材の打ち合わせから始まる。
お選びいただける革の多くは海外のタンナーから買い付けており、滅多に見ることのできない貴重なものなので、選ぶ時間もまた贅沢な楽しみのひとつ。また、フランスで習得した独自の染色技法、パティーヌを選択することも可能。通常のカーフとは違った、深みのある色彩と足馴染みの良さを体験出来る。
打ち合わせの後は、専用の木型を設計し、仮縫い靴を製作。その仮縫い靴を用いて、フィッティングの精度をより一層高めていく。約一年から一年半の納期の間に、仮縫いの回数は平均2回。あまりのフィッティングの良さに感動し、何年もリピートする顧客も多いそう。
職人と語らいながら作る、貴方のためだけの一足がより豊かなライフスタイルへと導いてくれるかもしれない。
完全予約制のため、ご来店の際は是非お電話でご予約を。

熟練の職人技で革製のアッパーと木型を沿わせていく

細部までこだわり抜いた手仕事

希少なクロコダイルなど、ラグジュアリーな素材が揃う

膨大な数の木型が、顧客からの信頼を物語る

サロンには、いつの時代においても普遍的な品格と存在感を醸し出すクラシックなフレンチスタイルの名靴が並ぶ。オーダーの際は、クラシカルながらも時代の空気を絶妙に捉えた唯一無二のご提案をお約束する
店舗情報
Yuki Shirahama Bottier
住所 | 京都府京都市山科区椥辻西浦町21-15 |
電話番号 | 075-200-2229 |
営業時間 | 10:00〜19:00(電話にて要予約) |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | http://ys-bottier.com/ |