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Maxim

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Maximマキシン

神戸から世界へと
優雅で気品あふれる帽子を発信

 早くから海外への玄関口として開けた港町・神戸。優雅でハイセンスな神戸マダムたちのファッションを支えてきたのが、歴史ある名店が軒を連ねる神戸トアロードである。外国人の職場のあった港の居留地から、私邸を構えた北野へと続く一本の坂。視線の先には六甲の稜線を望み、海風の吹きわたるこの地を舞台に、洗練された帽子文化を築いたのがご紹介する帽子専門店〈Maxim〉だ。

 同店の創業は太平洋戦争前の1940年まで遡る。以来、日本ではまだ馴染みのなかったキリスト教の復活祭に、イースターハットをウィンドウに飾り、帽子のファッションショーを先駆けて開催する等、神戸ならではのハイカラ文化の一翼を担ってきた存在でもある。その後1948年、百貨店展開に販路を広げ、神戸一個店から、全国各地にマキシンブランドが浸透することとなった。

 マキシンの社名は最高・最上を意味するラテン語Maximumに由来するもので、「帽子づくりにあたって最上の技術を持つこと、最高の素材を取り揃えること、お客様に最大のホスピタリティを尽くす」という、創業者・渡邊利武氏が頑として譲ることのなかった帽子へのこだわりと自負を具現化したものだ。

 1969年、航空会社の客室乗務員の制帽制作を皮切りに、日本産業の根幹となる交通機関や企業、警察・消防といった官公庁に至る幅広いジャンルの制帽をはじめ、国際大会における日本選手団の制帽のデザインを担ってきた。マキシンの帽子は日本が伝統として守り続ける気品溢れる精神の象徴として、制帽を通して世界へと発信し続けている。創業者が横浜で帽子に携わって90有余年、マキシンとしては80年近く受け継がれてきた帽子づくりへの情熱と職人の誇りが込められた〈Maxim〉の織りネームは、帽子を愛する洗練された女性にとって、永遠のステイタスといっても過言ではないだろう。

 素材・デザイン、そしてお客様とのロイヤリティー、それらのすべてにおいて最上かつ最高であり続ける〈Maxim〉の帽子を是非お試しいただきたい。

 ご自身のファッションを引き立て、より一層の美しさと品格を引き出す生涯の名パートナーとなってくれることをお約束しよう。

 

 〈Maxim〉のアトリエ製作の帽子は、そのすべてにデザイナーの感性と長年の技術を継承している帽子職人の匠が、ハンドメイドで情熱を注ぎ込んだ逸品だ。一点一点すべてが手作りであることは言うまでもなく、縫製から成型に至るまでの各工程に熟練の職人が魂を込める。

 本社ビル3階のアトリエではヴィンテージミシンが現役で活躍し、今日もリズミカルな音を刻んでいる。ブレードと呼ばれるひも状の天然素材を丁寧かつ繊細に幾重にも微調整をくわえていきながら、少しずつアングルを整え、やがて“つば”の広がったシルエットが出来上がる。美しく重なる縫い目、絶妙のブリムアングルなど、すべてにおいて帽子職人の経験と五感がものを言う。

 半世紀をゆうに超えた約千個にも及ぶ「木型」を選び、素材と蒸気を重ねあわせて帽子の型入れと成型を行う工程も、まさに“命が宿る”作業といえる。クラウンと呼ばれる胴体部分とつばの組合せは無限大。繊細な型入れと成型が施された後の飾りつけも、洗練と精美を研ぎ澄ますデザインへとドレスアップさせる大切な工程だ。

 「神戸トアロード本店」には、カジュアルな装いからフォーマルシーンまで、定番デザインから最新作までが多彩に揃い、店内はまるで婦人帽子のテーマパークさながらだ。

 日頃から帽子を被りなれた愛好家の方はもちろん、初心者の方もどうぞ臆することなく訪れていただきたい。お顔立ちや用途に合わせた帽子選びのお手伝いをはじめ、マナーや被り方といったアドバイスもスタッフが丁寧に対応してくれる点も、老舗ならでは。

 神戸から発信されるオンリーワンの絶対品質。〈Maxim〉の帽子が、ワンランク上のファッションを装う愉しさとステイタスをあなたの人生にプラスしてくれる。

店舗情報

Maxim

住所 兵庫県神戸市中央区北長狭道2-6-13
電話番号 078-331-6711
営業時間 11:00〜18:30
定休日 水曜日(祝日の場合は営業)
ホームページ http://www.maxim-hat.jp/top

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