Selvatico Kidoguchi

Selvatico Kidoguchiセルバチコ キドグチ

生産者、陶芸家といった作り手の想いを大切に
土地の魅力あふれる多治見ガストロミー

　多治見市虎渓山外れの、良質な青土を使った「高田焼」で知られる陶芸のまち。ご紹介する〈S‌e‌l‌v‌a‌t‌i‌c‌o‌ ‌K‌i‌d‌o‌g‌u‌c‌h‌i（セルバチコキドグチ）〉は、窯元の煙突や昔ながらの民家が坂道に沿って点在する、通称「たかた・おなだオリベストリート」の入口に建つ一軒家のレストラン。地元に愛されるフローリストが手掛けた四季折々の花がお客様をお出迎え。虎渓山の若手作家が手がけた花器にも注目。美濃焼や地元作家の器が配された木の香りのする店内は、多治見を感じさせる佇まい。この美しく心地良い空間で、生産者が手塩にかけて育てた瑞々しい野菜を主役に、若手作家に作陶を依頼した特注の器に盛り込まれ、地元の繋がりを大切にした唯一無二のコース料理をご賞味あれ。

　オーナーシェフ・木戸口貴吉氏は、生産者の方々に敬意を払うことを大切にし、サスティナビリティを尊重したレストランとして、一つひとつの食材を無駄なく持て余すことなく使い切り想いをカタチにしていく。そこから生まれる多治見ならではのイタリア料理、そして、木戸口氏ならではの美意識が隅々まで生きるガストロミーとの融合が、岐阜多治見ならではの‌K‌i‌d‌o‌g‌u‌c‌h‌i料理だ。

　また、木戸口シェフは、料理人としてのキャリアをスタートさせる以前に、デザインの勉強をしていたことから、料理の盛り付けのセンスの良さはもちろんのこと、店内の設えをはじめ、作家もののカトラリーや器のセンスなど、どれ一つ取っても、非常に洗練されている。記念日、慶事・法事等の特別なお席、大切な方のご接待をはじめ、歓送迎会といった宴会やレストランウエディングにも対応可能。開放感あふれる店内からは昼は大きな窓越しに庭の緑を望み、夜はしっとりと落ち着いた空間で、ゆっくりとお過ごしいただける。30名様を上限に貸し切りも可能なので、ご予算や料理内容のリクエスト、人数等、どうぞお気軽にご相談を。

　ご来訪の際には、少しばかり時間に余裕を持たせ、「国宝永保寺」や「セラミックパークM‌I‌N‌O」等、周囲の散策や窯元巡りをしながら多治見の街歩きも愉しんでみるのもおすすめだ。

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