灯屋 迎帆楼

灯屋 迎帆楼あかりや げいはんろう

大正8年創業。犬山の歴史を紡ぐ美しい灯り
旅人を温かく迎える絶景の旅館

　海に灯台があるように、川には灯屋がある。大正8年の創業以来、文人墨客の定宿として古くから愛されてきた〈灯屋 迎帆楼〉は、愛知県犬山、最古の老舗旅館。創業当時は、帆掛船の人々をおもてなしする料理旅館として数多くの旅人を癒し、船乗りにとっては、まさに灯台のような存在であった。

　全10室用意される客室は、各部屋ごとに趣の異なる設えの半露天風呂付きのスイートルーム。全ての客室から、国宝の犬山城、雄大な木曽川、夕暮富士をはじめ、犬山を代表する景観が一望できる。10室のみのプレミアムな空間で、ゆったりとお寛ぎのひと時を。

　また、館内には貸し切り風呂も用意する。窓の外には、時間の流れと共に様変わりする絶景が広がり、夕暮れには伊木山に沈む夕日を、夜はライトアップされた幻想的な犬山城を、早朝には霧に包まれた美しい犬山の叙景をご覧いただける。犬山城の別名、白帝城にちなんで名づけられた「白帝の湯」に浸かりながら、絶景に癒される贅沢な湯浴みを、どうぞごゆっくりと。

　訪れるゲストをお迎えする、色葉繧繝（いろはうげん）は、和モダンの洗練された空間で、日本の四季を感じる、旬のご馳走が味わえる御食事処。尾張・美濃地方の農家から直接仕入れた新鮮な野菜や、木曽川で捕れた天然の鮎等、地元の食材を中心に全国各地から取り寄せた、季節の素材を使用。その時期一番美味しいものをお召し上がりいただくため、供される夕食の和会席は、季節によりお品書きが変わる。上質な空間で、皿の上から感じる季節を五感でお愉しみいただきたい。

　戦国時代には合戦の舞台となり、江戸時代には城下町として栄えた犬山は、歴史や文化、自然に溢れた情緒ある町。日本に訪れる際は、歴史の足音が聞こえる、ここ、犬山へと足を延ばしてみてほしい。

店舗情報

灯屋 迎帆楼