株式会社 百花園
![2022niigata_hyakkaen5 和菓子とスイーツの見事なる融合を実現した“生キャラメルの羊羹”。有名テレビ番組でその製作過程が紹介された他、 様々な雑誌でも賞を獲得し、年々注目が高まっている逸品](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2022niigata_hyakkaen5-1.jpg?w=956&h=638&ssl=1)
受け継がれた和菓子への想い
心がほっこり笑顔になる銘菓
まろやかで優しい佐渡バターを使用した自家製生キャラメルを白餡と合わせた羊羹が、「驚きの新感覚だ」と注目を集めているのは、老舗の和菓子店〈百花園〉である。キャラメルの香ばしい風味とコクある上品な甘さを、ドライイチジクが見事なアクセントとなり引き立てている。
〈百花園〉の歴史は古く、明治3年、東京で和菓子づくりに情熱を燃やした初代が、才能を見出され新潟県に移り住んだことから、物語が始まる。初代は販売をする傍ら、生菓子の講習会等を開き、 新潟の菓子職人に技術を伝授して“和菓子の素晴らしさ”を伝えたという。そして明治15年、現在の地で開業し、今年で創業140年を数える。
初代は明治天皇に二度も和菓子を献上するほどの技があったが、二代目は体が弱く早世。若くして引き継いだ三代目は招集を受け拘留、材料や道具を没収される等、戦争に翻弄され苦難の道を歩んだ。しかし時代の波を乗り越え復活を遂げる。“第15回全国博覧会”式菓子部門最高賞、“第16回大会”上生菓子部門副総裁賞の他、高松宮賞等、数々の受賞作を生んだ。
現在は和菓子のみならず、洋菓子の修業も積んだ四代目が、古き良き教えを受け継ぎながら、サブレやゼリー等、新しく〈百花園〉らしい菓子を生み出している。そして、前述の“生キャラメルの羊羹”を商品化した次期五代目が“伝統に捕らわれない新しい形の和菓子”をコンセプトとする新ブランド「HIYORIKA‐日和菓」を立ち上げた。四季折々の可愛らしい和菓子を、オンラインで販売するだけでなく、ビュッフェスタイルのケータリングで提供するという斬新な試みも行っているので、ご興味のある方は、ウェブサイトをご覧いただきたい。
誠実に丁寧に守られ、愛されてきた菓子は、もはや極上の芸術品。自分へのご褒美にはもちろん、大事な方へのおもたせとしてもおすすめだ。心がほっこり笑顔になる銘菓で、想いを伝えたい人と幸せを共有してみてはいかがだろう。
![2022niigata_hyakkaen8 伝統の吉祥デザインや新潟に因んだデザイン等が施された、“小さく、可愛いを愉しむ”HIYORIKAの上生菓子の詰め合わせ。上品な包装が菓子の愛らしさをより一層引き立てる](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2022niigata_hyakkaen8-1.jpg?w=658&h=441&ssl=1)
![2022niigata_hyakkaen7 エチオピア産モカ珈琲をつかった「珈琲羊羹」、新潟県産苺「越後姫」とフランス産フランボワーズとカシスを使った「三種のベリー羊羹」、中国安徽省の茶葉をベースにフランスのアールグレータンゴブルーを使った「紅茶羊羹」、緑茶と新潟県産コシヒカリ玄米を使った「玄米茶羊羹」、トルコ産干しブドウを使った「ラムレザン羊羹」、スペイン産オレンジ、九州産生姜を使った「生姜オレンジ羊羹」が揃うHIYORIKA羊羹](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2022niigata_hyakkaen7-1.jpg?w=294&h=441&ssl=1)
![2022niigata_hyakkaen1 「上生菓子」は季節に相応しい趣を取り入れ、和菓子職人が伝承の技術を駆使して、一つひとつ手作りしている](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2022niigata_hyakkaen1-1.jpg?w=637&h=425&ssl=1)
![2022niigata_hyakkaen6 チョコレートに生クリームと佐渡バターを加えた自家製の生チョコに北海道小豆をオリジナルの配合で合わせ、口当たりなめらかに仕上げた「生チョコの羊羹」は、生キャラメルの羊羹と同シリーズとして昨年から販売を開始。アクセントに加えたオレンジコニャックの爽やかな香りが口に広がり珈琲とも好相性](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2022niigata_hyakkaen6-1.jpg?w=315&h=211&ssl=1)
![2022niigata_hyakkaen3 透明感のある上品な色彩、ガラス細工のような“にいがた琥珀”。寒天に砂糖と水飴を使い、外はシャリッとした歯触りで、中は寒天のぷるぷるした食感が愉しめる](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2022niigata_hyakkaen3-1.jpg?w=315&h=210&ssl=1)
店舗情報
株式会社 百花園
住所 | 新潟県新潟市中央区営所通1-321 |
電話番号 | 025-222-4055 |
営業時間 | 9:00〜18:30 |
定休日 | なし |
ホームページ | https://www.o-hyakkaen.com |