焼鶏 ひらこ
![2023TOKYO_hirako_1 黒を基調にシックにまとめられた店内は、美酒と美食を愉しむのに相応しい空間。2部制の一斉スタートではあるが、来店時間の変更にも柔軟に対応してもらえるので、ご予約時にご相談を](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2023TOKYO_hirako_1.jpg?w=956&h=638&ssl=1)
手塩にかけて育てた地鶏を自ら焼く。
これまでの焼き鳥の概念を変える究極の“焼鶏”
“ひらこ”という屋号から、宮崎県の小林市にある「飛来幸鶏」を思い浮かべた方は、きっと食べる事をこよなく愛する方に違いない。
霧島山麓の北に位置する丘陵地にある「飛来幸鶏ファーム」は、日本屈指の地鶏として知られる名古屋コーチンを育てる養鶏場。シコシコとした歯ごたえとやわらかさを併せ持ち、噛むほどに旨みが溢れる地鶏は、ファームを立ち上げた高岩誠氏が10年の月日をかけて生み出したもの。この飛来幸鶏を味わえる店として小林市に開業のレストラン「地鶏の里」で提供される料理が全国のグルメ諸氏から評判を取り、2店舗目を経て東京へと進出したのが、ご紹介する〈焼鶏 ひらこ〉だ。
一般的に焼き鳥というと、一口サイズにした鶏肉を串打ちにして焼くが、同店では串に打たず炭火で網焼きにし、焼き上げてからカットするのが特長。通常の6倍もの時間をかけて育て上げた飛来幸鶏を一番美味しく食べるために最適な調理方法がこのスタイルだという。そんな“焼鶏”を愉しめる店は、夜の2部制で一斉スタートする。「飛来幸鶏のおまかせコース」と「贅の食材と希少部位の特別コース」のご用意があり、高岩氏が絶妙な火入れを行い、各部位の食感や味わいの違いを堪能していただける。肉そのものに自信があるため、タレ焼きなどはなく、基本は素焼き。添えられている塩や山葵醤油を、お好みでどうぞ。
日本酒や焼酎、ワインなども様々な銘柄が豊富に用意され、部位ごとに最も合う酒類を提案してくれる。さらに、“焼鶏”と酒を口にする際に互いを最高な状態で引き立て合うタイミングまでアドバイスしてくれる丁寧さは、自身が鶏を育てているからできること。この究極のマリアージュを愉しみにするファンも数多い。
〈焼鶏 ひらこ〉は、焼き鳥の概念を大きく変える究極の“焼鶏”を味わえる、美食のための隠れ家。一度訪れれば二度三度と通いたくなる、“焼鶏”の名店である。
![2023TOKYO_hirako_6 店主 高岩 誠氏 宮崎県小林市で、本当に美味しい鶏肉を味わえるようにと、飼料や飼育方法、飼育日数にこだわった「飛来幸鶏ファーム」を立ち上げた。だからこそ、店で味わっていただく“焼鶏”にも一切妥協はない](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2023TOKYO_hirako_6.jpg?w=546&h=820&ssl=1)
![2023TOKYO_hirako_9 皮と特上皮](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2023TOKYO_hirako_9.jpg?w=406&h=271&ssl=1)
![2023TOKYO_hirako_8 鶏の卵にあたる部位・玉ひも。別名きんかん。濃厚な味わいを愉しめる](https://i2.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2023TOKYO_hirako_8.jpg?w=406&h=271&ssl=1)
![2023TOKYO_hirako_7 鶏の尻尾の付け根にあたる部位・ボンジリでつくったベーコン。食べれば、飛来幸鶏の凝縮した旨みが口いっぱいに広がる](https://i2.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2023TOKYO_hirako_7.jpg?w=406&h=270&ssl=1)
![OLYMPUS DIGITAL CAMERA 一般的な串に刺した焼き鳥という概念を覆す同店の“焼鶏”は、どれも最高の焼き加減で提供される。肉汁が溢れる様に、その旨さも伝わるようだ](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2023TOKYO_hirako_3.jpg?w=624&h=468&ssl=1)
![2023TOKYO_hirako_5 自社ファームの卵を使ったオムレツ](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2023TOKYO_hirako_5.jpg?w=328&h=218&ssl=1)
![2023TOKYO_hirako_4 ワインも豊富に揃い、店主がすすめる“焼鶏”とのペアリングで究極のマリアージュを愉しみに訪れるファンも多い](https://i0.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2023TOKYO_hirako_4.jpg?w=328&h=246&ssl=1)
![2023TOKYO_hirako_2 通称星条旗通りの1本南の筋に店を構える同店。入り口からして趣が感じられる](https://i1.wp.com/jbc-web.info/wp/wp-content/uploads/2023TOKYO_hirako_2.jpg?w=956&h=638&ssl=1)
店舗情報
焼鶏 ひらこ
住所 | 東京都港区西麻布1-5-23 東ビル1F |
電話番号 | 090-5388-3337 |
営業時間 | 1部 18:00~ 2部 20:30~ ※2部制です |
平均予算 | 20,000円 ※平均予算は税込み金額の目安です |
定休日 | 日曜日 |