〈中国意境菜 白燕〉は、洗練された雰囲気ながらも、古き良き料理を大切に—料理や器、そして店の雰囲気といったあらゆるものから“現地”を五感で感じて愉しんでいただける場所。オーナーシェフ・白岩勝也氏は、「グランドハイアット東京」や広尾の名店「中華香菜JASMINE」での修業後、香港・北京・台湾へ単身修業を経て、2019年に同店を独立開業。中国料理の世界大会で金賞獲得をはじめ、特別仕様の列車で東日本を旅する「TRAIN SUITE四季島」の中華シェフとして、フレンチや和食名シェフとともに列車に搭乗する等、今後の活躍にますますの期待がかかる。
白岩シェフは、自ら産地へと訪れて、その場所の空気を感じ、地元の人たちとの会話も交えながら食材を吟味することから料理をはじめる。そうすることから生まれた素敵なご縁から繋がった貴重な食材で、中国伝統料理を作り上げていくことが白岩シェフのスタイルだ。現地で肌で感じた料理や中国の伝統医学である中医学に基づいた薬膳スープをはじめ、身体が健やかになるような料理の数々は、食べ疲れることがなく最後の一口まで感動の連続だ。
お客様をお迎えするのは、上野と浅草の間に位置する稲荷町。駅からわずか徒歩1分と駅近でありながら、ビルの2階の同店はどこか隠れ家のようだ。カウンター席、フロア席のいずれのお席からもフルオープンキッチンが見えるのもここ〈白燕〉の魅力の一つで、ご来店の際には、中国料理ならではの豪快な火柱や音といった臨場感あふれる調理風景も、是非お愉しみいただきたい。
また、料理との相性が考えられた希少な紹興酒や中国酒をはじめ、ワインやシャンパンのセレクトも目利きの銘柄が揃うと定評がある。さらに、金魚や花をモチーフにシェフ自らがペティナイフで細工する野菜彫刻を事前のご予約でお作りできるので、記念日や誕生日といった特別な日の会食にオーダーなさってみてはいかがだろう。
心と体がほっと喜ぶような珠玉の中国料理を大切な方と共に、あなたも是非一度。
