ROSEO FACTORY

ROSEO FACTORY
ロゼオ ファクトリー

人体構造を知り尽くした丁寧な体型補正と製図で
最高の着心地と見栄えをお約束

　〈ROSEO FACTORY〉は、一流テーラーが居並ぶ英国サヴィルロウの名店「キルガーフレンチ＆スタンバリー」に師事した櫻井卓三氏を初代に現店主・櫻井康二氏で3代目。2021年に創業90周年を迎え、本場英国仕込みの技術やこだわりを受け継ぎながら、日々進化を続ける老舗である。

　同店の特長は、何といっても一人の職人が採寸から仕上げまでの全てを行うことにある。中でも際立っているのは、「洋服は体型を補うもの」という初代からの考えに基づいて既存の型紙を使わずに、ゼロから手掛ける型紙おこしだ。数値として表記される数字が同じでも、姿勢のクセ、加齢による身体の湾曲等、体型は人の数だけある。こういった人体の構造をしっかりと理解した上で、何十項目に至るチェックポイントを丁寧に確認していくことで創り上げる型紙は、お客様にとって最高のスーツを提供するための精巧な設計図だ。

　世界のテーラー業界では役割を分業されることが一般的となっている。①採寸・型紙起こし・型紙に沿って生地を裁断するのが「カッター」と呼ばれる職人、②断裁された生地を縫う職人が「テーラー」と呼ばれる。しかし本場英国仕込みの同店は、カッターとテーラーを一人の職人が兼任している。一人の職人が採寸から本縫いまで一貫して担当することで、数値だけでは決して測れない部分をしっかりと拾い上げ、お客様の悩みをスーツによって明確に解決する。これは、テーラーとカッターを分けないからこそなせる技。国内でも希少なこの技術を持ち合わせる真の意味でもテーラーがいる同店だからこそ。

　さらに、既製品を用いることの多い「毛芯」もハンドメイド。人体でいう骨格の役割をするこの毛芯にこだわり、他店とは一線を画する着映えと着心地を約束してくれる点もうれしい限り。ウェブサイトには縫製技術へのこだわり等がわかりやすく解説されているので、是非ご一読を。

　オーダースーツでありながら、着心地の悪い想いを我慢している方が意外に多い。見栄え良く快適そのものの〈ROSEO FACTORY〉のスーツで、自信に満ちた日々をお過ごしいただきたい。

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