「備讃瀬戸を望む佇まい」清水設計 一級建築士事務所

「備讃瀬戸を望む佇まい」
清水設計 一級建築士事務所

今も数十年後も美しく快適に。
気候・風土にそぐった飽きのこないデザインを追求

　香川県を拠点に中四国で設計・監理を手掛ける〈清水設計一級建築士事務所〉は、設立から33年。数多くの建築賞を受賞し、テレビ番組にも出演するなど、メディアを通して全国にその名を知られる建築士事務所だ。

　住宅設計・店鋪設計・医院設計・古民家再生・リノベーション・リフォーム等の設計・監理など幅広く活動しているが、「基本的に作るのは住む人の家。つまり、住む人の生活スタイルや想いをカタチにするが仕事であり、施主様の想いを僕という設計者のフィルターを通してカタチにし、そのプロセスも愉しんでもらいたい」と、同社代表の清水康弘氏。

　多くの戸建て住宅の設計・監理に携わる中、家づくりの前提条件とするのは、「風が抜けること」「光がちゃんと入ること」「十分な長さのひさしがあって、雨の日でも窓を開けられること」。さらに、20年、30年という歳月を経ても飽きのこないものでありたいという考えから、奇抜な外観を提案することは一切ない。過ぎたデザインではなく、 “あたりまえがいいと思えるデザイン”によって、気候・風土にそぐった“飽きのこないデザイン”を追求していくことが同事務所のスタイルだ。そのうえで、高知県嶺北地方で育った杉といった四国の材を積極的に取り入れることで、現代の暮らしのニーズに応えると同時に、時が経るほどに味わいが増し、古びることでその美しさがさらに深くなっていくような—数十年後の姿が美しい家、空間を創造していくことも得意とするところだ。

　また、オリジナルのQAシートや丁寧な会話によって施主様の意向をしっかりとくみ取ることで、施主様がこだわるところにお金をかけ、そうでない部分は割り切ってコストを抑えるといったコストコントロールを行い、一軒一軒を大切にする姿勢は、これからも変わることはない。

店舗情報

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