鮨 いずみ

地物を織り交ぜた江戸前を
気風の良い女将のおもてなしと共に。
ちょっとわかりにくい立地、しかも派手な宣伝はしない。それでも愛され人気を集める店というのがあるものだ。ご紹介する東区高岳の〈鮨 いずみ〉もそんな店。お客様をお迎えするのはビルの2階で、通りがかりの一見様はまず来ない。隠れ家的なところも、通好みの大人の店が点在する高岳エリアによく似合う。
同店は女将がオーナーで、鮨店としてはなかなかに珍しい。気風が良く朗らかな女将のもてなしは、細部にまで気配り・目配りが行き届き、肩ひじをはることなく心地良い時間を過ごせると評判で、失敗できない接待や大切な方との記念日といった“ここ一番の日”にも安心してご利用いただけること請け合いだ。
板場に立つのは幼少期の頃より鮨職人を目指し、大阪の北新地で修業を重ねた大将・洙田幸隆氏。すべてにおいて「本物」を召し上がっていただくために、妥協は一切しない。江戸前を土台にしたうえで、時代に合わせた握りのスタイルを追求していくことも洙田氏の流儀だ。仕入れは地元・柳橋中央市場を中心に。その時期に旬を迎える全国津々浦々の魚介をとことん吟味して選び抜き、そこにタイやヒラメといった、海が近い名古屋ならではの地物を織り交ぜていくことも忘れない。東京と知多の赤酢で整えるシャリは、キリっとしつつ甘みも感じる絶妙のバランスで、予約時間の1時間前の炊きあがりに設定して人肌温度に保つ心配りなど、管理も極めて厳重だ。刺身に添えるツマ一つをとっても、顔の見える農家が手塩にかけた無農薬のもの、というから実に贅沢だ。おまかせコースのご用意となるお食事は、前半に一品料理が出て、握りで〆るスタイルだが、握りのみのコースに変更することができるのもお客様想いの同店ならでは。
初めての方も女将や大将の笑顔にすぐにその場に馴染んでしまう。一度訪れれば、二度、三度と足を運びたくなる本物の味とおもてなし。お客様のよろこぶ顔のために、最善を尽くす。愛され続けるにはやはりこんな理由があった。





店舗情報
鮨 いずみ
住所 | 愛知県名古屋市東区泉2-1-28 2D ViareStria |
電話番号 | 052-508-7607 |
営業時間 | 昼 11:30〜14:00 夜 17:00~22:00 |
平均予算 | 昼 10,000円 夜 25,000円 |
定休日 | 月曜日 |
ホームページ | https://sushi-izumi.info/ |
※平均予算は税込み金額の目安です