鮨 白兎

東京で修業を重ねた大将の鮨は本格的な江戸前握り。東北、熊本をはじめ、日本各地から選りすぐった旬の鮮魚を極上の鮨で味わえる。奇をてらうことのない直球勝負の江戸前をお好みのグルメ諸氏からも注目を集めている
東北×熊本の旬を江戸前で
若き大将と女将が切り盛りする注目店
坪井川を挟んで熊本城の東側。名店が軒を連ねる並木坂通りの界隈に誕生した〈鮨 白兎〉。板場に立つ大将は、岩手出身。2023年の春、若干27歳で自店を構えた。そして、大将を支える女将は地元熊本出身だ。同店では夫婦それぞれの出身地の旬の食材を中心に、東京で腕を磨いた本格的な江戸前をおまかせコースでご提供。東京豊洲市場のマグロ仲卸の名店「やま幸」のマグロ、岩手の海女が素潜りで獲った雲丹、九州産の魚介をはじめ、豊潤な磯の香りとシルクのような口当たりの海苔に至るまで、吟味に吟味を重ねた逸材揃い。岩手の銘柄米「銀河のしずく」を3種類の赤酢で仕立てたシャリ米との相性も抜群だ。
同店は、昼・夜共に一斉スタートで、事前に予約が必要だ。まず、割烹仕立ての一品が出て、握りで〆るスタイルで、品数や内容はその日の仕入れによって組み立てていく。今日はどんな料理と鮨が出てくるんだろう…と、思いを巡らすその時間も実に楽しい。また、東北・九州の地酒をはじめ、鮨との相性を考えて選んだ日本酒やお酒も各種ご用意。シャンパンや白ワインも目利きのものが揃っているので、是非お試しいただきたい。
岩手の銘品・南部鉄器がディスプレイされた店内は、並木坂の喧騒とは打って変わって静かで和やかだ。大将との会話も弾むカウンター席が7席と、半個室の座敷のご用意もあるので、接待や記念日、お祝い等、ちょっと贅沢な会食から特別なシーンまで、広い用途でご利用いただける。朗らかな女将の気配りも細かな点まで行き届き、肩ひじをはることなくリラックスした時間をお過ごしいただけること請け合いだ。
若き大将と女将が切り盛りする隠れ家的な鮨店を、どうぞあなたの行きつけに。




温和な大将と女将の人柄を物語るような、居心地の良い店だ。はじめてご来店の方も、大将と女将の気配りが行き届いているので、気持ちよく酒食のひと時をお愉しみいただける。写真は大将

店舗情報
鮨 白兎
住所 | 熊本県熊本市中央区城東町5-42 パレイシャル生駒1階 |
電話番号 | 096-300-8010 |
営業時間 | 昼 12:00一斉スタート 夜 18:30一斉スタート |
平均予算 | 昼 8,000円 夜 24,000円 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ | https://sushi-hakuto.com |
※平均予算は税込み金額の目安です