みやぎ農園 株式会社みやぎ農園

みやぎ農園
株式会社みやぎ農園

こだわりの飼育で健康な鶏が産む卵から
作るコクと風味の際立つマヨネーズ

　ご紹介するのは、沖縄県南城市の自然の中で養鶏業を営む〈みやぎ農園〉のマヨネーズだ。

　こだわりの方法で飼育する健康な鶏が産んだ卵を使ったマヨネーズは、マイルドな酸味の中に、卵のコクと風味が際立ち、マヨネーズが大好きな方はもちろん、そうでない方にもぜひ食べていただきたい逸品である。

　マヨネーズ作りのきっかけは、賞味期限が迫ると廃棄することもあった卵をなんとかするためだった。開発の際には大手メーカーのレシピを確認し、最低限の材料で、沖縄らしい酢の味を効かせたマヨネーズにして発売したところ、人気となり、卵を無駄にすることもなくなったという経緯がある。2000年のことだ。

　2008年に、養鶏業とマヨネーズの製造販売を基に法人化し、2010年からは、自社農園で生産する有機野菜の販売も行っている。現在では、地域の農家とも契約し、培ってきた有機による野菜作りのアドバイスを行いながら、その土地に合った農作物の生産をしてもらい、販売先に向けて、各農家さんをとりまとめて販売するといった事業も展開している。同社の事業の中で特筆する点は、有用微生物の活用と、GAP（農業生産工程管理）を基にした生産工程管理である。有用微生物の活用で飼育する鶏は、法律で認められている70日齢までの抗生物質の投与や消毒の必要が無く、健康な鶏となり、糞も有効的な堆肥になるということだ。その堆肥を契約農家が使うことにより、化学肥料や必要以上の消毒が抑えられることになる。また、GAPは世界基準の工程管理のため、より安全な農作物の証となる。事実、2016年からはマクドナルド・グローバルGAP取得農家として正式にレタスの出荷なども行った。

　地域の人と関わりながら循環型農業を行い、抗生剤や消毒を使わない、安心できる健康な鶏が産む卵で作るこだわりのマヨネーズは、あなたの食卓をさらに美味しいものにしてくれるだろう。その味をどうぞ愉しんでいただきたい。

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