丸八蒲鉾

昔ながらの製法を守り
革新しながら蒲鉾をつくる老舗
蒲鉾発祥の地とされる兵庫で、蒲鉾文化を後世に残すべく革新を続ける〈丸八蒲鉾〉。大正12年(1923年)から創業100年を迎えたが、これまでに全国蒲鉾品評会にて、1961年に「農林水産大臣賞」を受賞し、1979年には「栄誉大賞」を受賞、2016年と2022年にも「水産長官賞」を受賞している蒲鉾づくりの名店だ。
大手メーカーなどは原料となるすり身を輸入品でまかなうことも多い中、同店では創業以来国産の鱧(ハモ)やイトヨリダイのすり身を使い、昔ながらの製法で手づくりをしている。特に関西では馴染み深い鱧にこだわり、有名料亭でも使われる高品質な活け鱧を使用している。その鱧入りのすり身はミシュランで星を獲得している神戸の名店などに納めていることからもその質の高さを伺い知ることができる。また、関西地方などでは、魚のすり身を揚げたもの、さつま揚げなどの練り物を「てんぷら」と呼び親しまれているが、鱧入りのすり身をベースにした名物「鱧入りてんぷら」は、ふわふわでモチモチとした食感に「一度食べるとクセになる」と評判が高い。そんな同店のてんぷらには、卵白などの余分な材料は入れていないので、玉子アレルギーの方も安心して召し上がれる。
現在の味のベースは、先代である片岡吉彦氏が研究に研究を重ねてレシピ化している。職人による味のばらつきが無くなるようにと開発したものだ。その味は現代表で4代目となる豊永雄一郎氏へと引き継がれてからも進化を続けている。地元神戸の野菜や海の幸を使った「創作てんぷら」は、店だけでなく地域のイベントなどでも販売され人気の商品となっている。また、2020年には4代目の妻である豊永奈津紀氏が新ブランド「セルクル・ユイット」を立ち上げ、各メディアから注目を集めている。伝統と革新。老舗が自信を持ってお届けする「本物の味」をぜひご賞味あれ。





店舗情報
湊川店(東山商店街内)
住所 | 兵庫県神戸市兵庫区荒田町1-22-1 ワコーレシティKOBE湊川公園1F |
電話番号 | 078-521-6739 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
定休日 | 日曜日・祝日 |
ホームページ | http://www.maruhachikamaboko.jp |
丸八蒲鉾本店(工場直売所)
住所 | 兵庫県神戸市中央区東雲通5-2-8 |
電話番号 | 078-231-2009 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
定休日 | 日曜日・祝日 |