濱野皮革工藝株式会社

濱野皮革工藝株式会社

日本のレディースバッグにおける先駆的老舗
世界に誇るプレステージブランド

　皇室御用達のハンドバッグとして知られる〈濱野皮革工藝〉。同社が創業したのは1880年（明治12年）のこと。

　時代が和装から洋装へと変わる中、その流れを捉えた2代目の濱野初男氏が職人をフランスへと派遣し、世界のトレンドを取り入れた婦人用ベルトの制作を行う。昭和の初め頃から手掛けるハンドバッグには、ヨーロッパのデザインを取り入れながらも日本人に合ったバッグづくりを行う。3代目濱野敬之氏の時代には皇室とのご厚誼が始まり、上品で上質なハンドバッグが皇室の方々の愛用品として知られ、お洒落に敏感な多くの女性が求めるようになった。

　ロイヤルモデルはその名の通り、皇室や世界の王室で愛用されるハンドバッグの流れをそのままに、最高品質の素材と熟練職人の技が光る逸品である。〈濱野皮革工藝〉は、長い歴史の中で培い、引き継いできた職人の技術と技巧を大切に守りながら、同社ならではものづくりを行っている。“使う人の身になって良いものをつくる”。これは〈濱野皮革工藝〉の大切にする基本精神。効率よりも長く愛用していただくというクラフトマンシップを優先し、一つひとつ丁寧に美しいバッグをつくり続ける。

　また、自然環境に配慮するサステナブルへの取り組みが世界的な共通認識となっている現在、同社のハンドバッグに使われている革は創業当時から今もなお食肉加工の副産物となる皮革を使用している。他にも皮を鞣す際には食品加工場から出る茶殻を使うなどフードロスや環境にも配慮しながら、ライフサイクルを伸ばす最大限の取り組みをしている。

　140年の歴史を越える濱野の伝統を引き継ぎながら進化を続ける〈濱野皮革工藝〉。不変の“ハマノイズム”を後世に伝え、日本のプレステージブランドとしての信頼と名声を大切に、メイドインジャパンのバッグづくりをこれからも続けてゆく。

店舗情報

※〈濱野皮革工藝株式会社〉の類似社名がございますので、ご注文/ご連絡の際はお間違えのないよう上記へご連絡ください。